赤穂から里海再生を発信
2009年03月14日
里海シンポジウムで発表する御崎小児童
基調講演で、広島大の松田治名誉教授は「かつて非常に豊かだった瀬戸内海だが、里海が減るにつれて漁獲量も減少する悪循環が起きている」と現状を指摘。国立環境研究所の木幡邦男氏は千種川河口部でのアサリの生存率、成長率が他の海域に比べてすぐれているデータをグラフで示し、干潟や藻場の重要性を訴えた。
アマモ再生活動を継続している御崎小学校4年生による事例発表、西播磨各地で環境活動に取り組む人たちのパネルディスカッションも行われ、客席の来場者とともに里海づくりへの連携を確かめた。
漁業の耳田益治さん(63)=朝日町=は「里海について考えてくれる人が多くいることを知って心強く思った」と話した。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2009年3月21日(1840号) 4面 (7,198,990byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
震災がれき、受け入れ可能量を再試算 [ 社会 ] 2012年04月14日一人暮らし高齢者に「安心カード」 [ 社会 ] 2012年04月11日期待を胸に入学式 消防殉職者へ哀悼と誓い [ 社会 ] 2012年04月08日ユニチカ坂越が所蔵「化学遺産」 [ 社会 ] 2012年04月07日春の交通安全運動、15日まで [ 社会 ] 2012年04月06日マラソンの人命救助者3人に感謝状 [ 社会 ] 2012年04月04日水道水の放射性物質「不検出」 [ 社会 ] 2012年04月04日南海トラフ地震想定、赤穂は「震度6弱」 [ 社会 ] 2012年04月02日「一緒の日々、忘れないよ」人形供養祭 [ 社会 ] 2012年04月02日イワシと緑茶で認知症予防 [ 社会 ] 2012年03月31日23年度末、教職員異動 [ 社会 ] 2012年03月31日「かき日本一」にノミネート [ 社会 ] 2012年03月31日言葉の壁越えて看護師合格 [ 社会 ] 2012年03月31日24時間体制で防災情報 [ 社会 ] 2012年03月30日
コメントを書く