千種川で恒例の水生生物調査 市内6地点で採集
2023年08月27日
ライオンズクラブ(LC)の呼び掛けで年1回行われている千種川水生生物調査が25日にあり、赤穂市内では有年や高雄など6か所であり、地元小学生と引率教諭、会員ら計約90人が水質判定の指標となる生き物を採集した。
調査は1973年に始まり、半世紀の歴史を誇る。源流のある宍粟市から河口部の赤穂市まで沿川エリアのLCが共同で行い、千種川水系の水質状況を継続して記録。2012年には環境省から表彰された。
千種川の支流の一つ、加里屋川では赤穂小と城西小の児童18人が調査に参加。ひざのあたりまで水に浸かりながら川の中の石を裏返したり、川底の砂を網ですくったりして生き物を探索した。昨年に続いて2度目の参加という六百目町の室井洸馬君(11)=城西小6年=はエビなどを採集。「去年よりも水が透明で、生き物も多く感じた」と感想を話した。
調査後は各地点で採集した水生生物を塩屋小学校に持ち寄り、顕微鏡などを使って種類を同定。調査結果をまとめた冊子が来春刊行される予定だ。
網の中に生き物がいないか熱心に見つめる児童たち
調査は1973年に始まり、半世紀の歴史を誇る。源流のある宍粟市から河口部の赤穂市まで沿川エリアのLCが共同で行い、千種川水系の水質状況を継続して記録。2012年には環境省から表彰された。
千種川の支流の一つ、加里屋川では赤穂小と城西小の児童18人が調査に参加。ひざのあたりまで水に浸かりながら川の中の石を裏返したり、川底の砂を網ですくったりして生き物を探索した。昨年に続いて2度目の参加という六百目町の室井洸馬君(11)=城西小6年=はエビなどを採集。「去年よりも水が透明で、生き物も多く感じた」と感想を話した。
調査後は各地点で採集した水生生物を塩屋小学校に持ち寄り、顕微鏡などを使って種類を同定。調査結果をまとめた冊子が来春刊行される予定だ。
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