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育てた大豆が豆腐に変身

 2008年02月09日 
原小で行われた豆腐作り体験
 食のありがたさを学ぼうと、原小学校(濱田学校長)4年生児童16人と保護者6人が「豆腐作り」を体験した。
 同校では、5年前から近くの農家から借りた畑で大豆を栽培。成長を観察し栽培の難しさを学んでいる。今年度も5月に種まきし、10月に約20キロを収穫した。
 この日は、豆腐づくりに必要な「にがり」を製造している赤穂化成から横山嘉人顧問(69)と社員2人が講師として来校。あらかじめ児童が選別しておいた大豆2・5キロを素材に絹ごし豆腐の作り方を教わった。
 前日から水に浸しておいた大豆は倍の大きさに膨脹。水といっしょにミキサーにかけてペースト状にしてから鍋で加熱。布に包んで豆乳を搾り出した。紙コップに小分けして「にがり」を入れると、10数分で固まった。
 赤穂化成の社員が同じ豆乳から「豆腐プリン」も調理。「おから」は保護者らがクッキーに焼いた。
 試食した久保優作君(10)は「豆腐は味が濃かった。プリンは今まで食べたことのない不思議な味」と一さじずつ味わっていた。
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掲載紙面(PDF):
2008年2月9日(1778・1779号) 3面 (9,991,590byte)
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