周世最終処分場の「閉鎖」市が撤回
2024年03月23日
赤穂市は、今月11日から中止していた周世の不燃物最終処分場への廃棄物搬入を21日から再開した。搬入路の土地所有者によれば、「3月末で処分場を閉鎖する」としていた市側が方針を撤回し、同処分場への廃棄物持ち込みを今後も継続するため搬入路を引き続き通行したいとの申し入れがあったという。
赤穂民報の取材では、市は同処分場の標識看板を取り外すなど撤退作業を進めるのと並行して、代わりとなる処分先の選定に着手していたが、費用面でまったく折り合わないことがわかり断念。牟礼正稔市長をはじめ市幹部が20日に土地所有者と面談し、同処分場と搬入路の使用を継続する意向を示した。今後は土地所有者が実質的経営者を務める事業者からの提案に沿って搬入路の付け替えに取り組むとみられる。
牟礼市長は21日、赤穂民報の取材に応じ、「(土地所有者との協議の中で)ボタンの掛け違いがあった。提案を実現できるように市としても努力していきたい」と語った。
掲載紙面(PDF):
2024年3月23日号(2545号) 1面 (5,668,270byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
赤穂民報の取材では、市は同処分場の標識看板を取り外すなど撤退作業を進めるのと並行して、代わりとなる処分先の選定に着手していたが、費用面でまったく折り合わないことがわかり断念。牟礼正稔市長をはじめ市幹部が20日に土地所有者と面談し、同処分場と搬入路の使用を継続する意向を示した。今後は土地所有者が実質的経営者を務める事業者からの提案に沿って搬入路の付け替えに取り組むとみられる。
牟礼市長は21日、赤穂民報の取材に応じ、「(土地所有者との協議の中で)ボタンの掛け違いがあった。提案を実現できるように市としても努力していきたい」と語った。
赤穂市不燃物最終処分場のゲート。3月11日=写真上=にはあった標識看板が20日=同下=時点では取り外されており、市が「閉鎖」を進めていたことがうかがえる
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2024年3月23日号(2545号) 1面 (5,668,270byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
災害廃棄物仮置き 住友大阪セメントと協定 [ 社会 ] 2019年09月06日「10年後の赤穂」市民同士が意見交流 [ 社会 ] 2019年09月05日市内最高齢者の長寿を祝福 [ 社会 ] 2019年09月04日「目を離さず大声で応援を」小学校で防犯講習 [ 社会 ] 2019年09月04日幼稚園3歳児保育 3園とも定員超 市政特別アドバイザー2人目は学生起業家 [ 政治 ] 2019年09月02日公共料金改定 審議会開催見送り [ 政治 ] 2019年08月31日75歳以上人口 前年から198人増加 [ 社会 ] 2019年08月28日「災害救助犬」の役割学ぶ [ 社会 ] 2019年08月26日《台風10号》「避難準備・高齢者等避難開始」を解除 [ 社会 ] 2019年08月16日《台風10号》避難情報範囲を沿岸地域に縮小 [ 社会 ] 2019年08月15日《台風10号》市内全域に「避難準備・高齢者等避難開始」 [ 社会 ] 2019年08月15日障がい者用トイレ調べてマップに 台湾から短期留学生、雅楽など体験 [ 社会 ] 2019年08月02日市政特別アドバイザーに赤穂出身の三浦麻子教授 [ 政治 ] 2019年08月01日
コメント
7 17
投稿:お年寄り 2024年03月27日地権者も通行料は求めておらず林道の付け替えでは。
17 1
投稿:? 2024年03月24日産廃業者に足元を見られた各種交渉は、各地の自治体で問題になりがち。市には毅然と忖度のない態度でお願いします。
31 6
投稿:情報開示の不足 2024年03月24日今は右往左往していると思う。
37 4
投稿:市民 2024年03月23日この手のトラブルには良くあるあるです。
36 4
投稿:普通に考えて 2024年03月23日それも他の処分先にしようとしたら費用面で全く折り合わないからって
他の処分先を使うとすればどれくらいの費用になるのか見積もりすら碌に取らずに処分場を閉鎖しようとしてたの?
何も考えてないお役所仕事にもほどがある、こんな考えなしが市政のトップで大丈夫?
47 13
投稿:b 2024年03月23日35 5
投稿:何があったのか… 2024年03月23日12 48
投稿:いまこそ 2024年03月23日68 6
投稿:おぱんちゅカエル 2024年03月23日何の策も無しに閉鎖を決めたのか?
お粗末すぎるだろう!
これが今の市政だ。末期だ。
62 7
投稿:末期 2024年03月23日コメントを書く