能登で災害支援 市職員が活動報告
2024年06月15日
災害支援活動の経験を共有して防災力向上を図ろうと、能登半島地震の被災地へ派遣された市職員から話を聞く研修会が13日に赤穂市役所であり、消防や病院職員など5人が活動内容を報告した。
元日の地震発生を受け、赤穂市は1月15日に出発した緊急消防援助隊を皮切りにDMAT隊、応急給水活動隊などを石川県内に派遣。2月下旬までの間に5つの部署から計34人が被災地支援に当たった。
研修会では、各部署の災害派遣職員が現地での活動概要や経験を通して得た気付きなどを発表した。課長級以下の職員約50人が参加し、その他の職員も報告を視聴できるようにライブ配信も行った。珠洲市に避難所支援員として派遣された職員は「災害時に慌てず対応できるように平時から防災計画やマニュアルを把握しておくことが大切では」と提言した。
研修会を企画した危機管理担当によると、全庁に参加を呼び掛けて災害支援活動の研修会を行ったのは今回が初めてという。自身も阪神淡路大震災で被災地支援に当たった経験がある池尾和彦・危機管理監(55)は「災害はいつ起きるかわからない。現地で活動したからこそわかる貴重な情報を共有して、職員一人一人が自分の役割を把握してほしい」と意識向上を呼び掛けた。
掲載紙面(PDF):
2024年6月29日号(2557号) 2面 (5,292,909byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
災害支援に派遣された職員が活動報告した防災研修会
元日の地震発生を受け、赤穂市は1月15日に出発した緊急消防援助隊を皮切りにDMAT隊、応急給水活動隊などを石川県内に派遣。2月下旬までの間に5つの部署から計34人が被災地支援に当たった。
研修会では、各部署の災害派遣職員が現地での活動概要や経験を通して得た気付きなどを発表した。課長級以下の職員約50人が参加し、その他の職員も報告を視聴できるようにライブ配信も行った。珠洲市に避難所支援員として派遣された職員は「災害時に慌てず対応できるように平時から防災計画やマニュアルを把握しておくことが大切では」と提言した。
研修会を企画した危機管理担当によると、全庁に参加を呼び掛けて災害支援活動の研修会を行ったのは今回が初めてという。自身も阪神淡路大震災で被災地支援に当たった経験がある池尾和彦・危機管理監(55)は「災害はいつ起きるかわからない。現地で活動したからこそわかる貴重な情報を共有して、職員一人一人が自分の役割を把握してほしい」と意識向上を呼び掛けた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2024年6月29日号(2557号) 2面 (5,292,909byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
市民病院副院長に県立柏原病院・前管理局長 [ 社会 ] 2014年04月02日消防団の新任役員 [ 社会 ] 2014年04月02日歩行者を事故から守るカラー路肩 [ 社会 ] 2014年04月01日市教委の25年度末異動(一般教職員含む) [ 社会 ] 2014年04月01日海浜公園でカワウの繁殖抑制 [ 社会 ] 2014年03月29日産廃説明会の開催是非、アンケートで [ 社会 ] 2014年03月29日関西福祉大学が備前市と連携協定 [ 社会 ] 2014年03月28日定住自立圏の取り組み、5年目へ [ 社会 ] 2014年03月27日市人事は210人が異動 2014年4月 [ 社会 ] 2014年03月27日大規模災害時にLPガス供給 県議選挙区、佐用と合区で定数1 [ 社会 ] 2014年03月25日「産廃反対」決起集会開催へ [ 社会 ] 2014年03月19日関西福祉大と上郡高が連携協定 [ 社会 ] 2014年03月18日唐船ぬかるみ対策、完了まで「複数年」 [ 社会 ] 2014年03月18日ポケットに赤ちゃん、カンガルー [ 社会 ] 2014年03月18日
コメントを書く