空手道の全国選手権 女子50歳以上組手V
2024年08月30日
空手道の4大流派の一つ、糸東会の第64回全国選手権大会(8月17・18日、東京武道館)のシニア女子2部(50歳以上)組手で、中浜町の橋本和歌子さん(53)が2年ぶりに優勝。1部(40〜49歳)を含めて通算3度目の頂点に立った。
得意の突きに加え、今大会に向けて磨いてきたという蹴りが初戦から炸裂。決勝も大技の裏回し蹴りを決め、8―0の完封勝ちで優勝を飾った。
昨年は決勝戦で5―1とリードしながらも、勝ちを急いで放った突きが相手の顔面付近に当たってしまい痛恨の反則負け。連覇が手からするりと滑り落ちた。悔しさをバネに反則を犯さない正確な突きを追究し、これまでは苦手だった近距離でも自信を持って攻撃を繰り出せるようになったという。
足首に2キロの重りを着けて蹴りを振り上げる練習を重ねてきた橋本さん。新たな課題として「重心の低い攻撃とスピードの強化」を挙げ、ハードな鍛錬を続ける。
掲載紙面(PDF):
2024年9月14日号(2567号) 2面 (6,110,398byte)
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流派の全国大会で通算3度目の優勝を果たした橋本和歌子さん
得意の突きに加え、今大会に向けて磨いてきたという蹴りが初戦から炸裂。決勝も大技の裏回し蹴りを決め、8―0の完封勝ちで優勝を飾った。
昨年は決勝戦で5―1とリードしながらも、勝ちを急いで放った突きが相手の顔面付近に当たってしまい痛恨の反則負け。連覇が手からするりと滑り落ちた。悔しさをバネに反則を犯さない正確な突きを追究し、これまでは苦手だった近距離でも自信を持って攻撃を繰り出せるようになったという。
足首に2キロの重りを着けて蹴りを振り上げる練習を重ねてきた橋本さん。新たな課題として「重心の低い攻撃とスピードの強化」を挙げ、ハードな鍛錬を続ける。
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