JFE炉材が品川白煉瓦と合併締結
2009年03月30日
調印後、握手を交わす仲田裕一・JFE炉材社長(右)と西尾英昭・品川白煉瓦社長
両社は昨年10月、合併を合意。統合検討委員会を設置し、合併方式や比率などについて協議を進めてきた。調印式は東京都千代田区のJFEスチール本社で行われ、品川の西尾英昭社長(66)とJFE炉材の仲田裕一社長(60)が契約書に署名した。
発表によると、合併は品川を存続会社とする吸収合併方式で行い、JFE炉材の株式1株に対し、品川の株式30株を割り当てる。資本金は30億円。平成24年度目標として、売上高1200億円、経常利益80億円を見込む。
合併後は2人代表制をとり、代表取締役社長に現品川の清水芳彦専務(63)が、代表取締役副社長にJFE炉材の仲田社長が就任。現品川の西尾社長は取締役会長になる。
東京都千代田区の現品川本社を本店所在地とし、中広のJFE炉材本社は「赤穂工場」として存続する。関係者によると、「雇用はそのまま継続される見通し」という。
合併は6月に開催予定の株主総会で承認される見通し。両社は「総合耐火物メーカーとして世界トップクラスの技術競争力を実現し、さらなる成長、発展を目指したい」としている。
両社の企業概要は次のとおり。
▼品川白煉瓦=明治36年設立、資本金33億円、売上高(平成20年3月)845億6500万円、経常利益48億1000万円、従業員数2667人(連結)、発行済株式数6600万株
▼JFE炉材=昭和13年設立、資本金9億4800万円、売上高(平成20年3月)319億3400万円、経常利益11億7100万円、従業員数583人(連結)、発行済株式数94万4000株
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2009年4月4日(1842号) 1面 (8,827,554byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
「おくりびと」プラット赤穂で上映決定 [ 商業・経済 ] 2009年03月16日買い物にはマイバッグ持参を 10日からレジ袋有料化スタート 商工会議所の無料相談会 商工会議所の会費19年ぶりアップ [ 商業・経済 ] 2009年02月28日24番目の観光大使に「T.H.E STORY(ザ・ストーリー)」 [ 商業・経済 ] 2009年02月23日相生産生カキを「坂越産」と表示 赤穂でもプレミアム商品券発行へ [ 商業・経済 ] 2009年02月17日哲学者・梅原猛さんら「赤穂観光大使」に [ 商業・経済 ] 2009年02月09日市内各地から軽トラで新鮮野菜 [ 商業・経済 ] 2009年02月05日“百万石の城下町”に「おいであそばせ」 [ 商業・経済 ] 2009年02月05日鮮魚販売協同組合 新組合長に清原氏 [ 商業・経済 ] 2009年02月01日ノートパソコン27台 赤穂市に寄贈 古代米をピザ生地に加工して県知事賞 「海の深層水は便秘に有用」学会で発表
コメント
赤穂市内に本社を置き、赤穂市民が多く勤めている会社ですので、皆さんに詳細に知って
いただくことを願っていました。お陰様で大変ありがたく存じます。
今後とも、ご指導・ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。
まずは取り急ぎお礼申し上げます。 以上
0 0
投稿:JFE炉材 総務部 箱根直意 2009年03月31日コメントを書く