撮影も編集も自分で 忠臣蔵DVD
2009年04月11日
忠臣蔵研究の成果をDVDにまとめた有政一昭さん。妻の智子さんはナレーターとして協力
有年で生まれ育った有政さんは大学生になって読んだ松島栄一著「忠臣蔵」に感銘。「日本の思想史そのものといえる忠臣蔵をもっと知りたい」と史料収集を始めた。
赤穂高に勤務していた平成8年、それまでの研究成果をインターネットで公開した。2年後からはホームページ上で「忠臣蔵新聞」を毎月発行。さらに、平成15年からは全国にある義士ゆかりの史跡で撮影した映像を用いた動画コーナーも開設した。
完成したDVDはこの動画コーナーをつなぎ、事件の発端から義士の切腹までを紹介する25分間。元になった映像は23都府県約260カ所で撮影した60分テープ218本に及ぶ。50枚作ったDVDは「観光PRや郷土学習に役立てて」と8日までに赤穂と相生の学校、公民館などに配布した。
平成14年、顧問だった赤穂高写真部の生徒とともに、内蔵助の山科隠居までを描いた忠臣蔵PRビデオを制作。そのときから「討ち入りなどを含む続編を作りたい」との思いを温めてきた。
「いずれ技術革新によって個人でも手軽に映像編集が可能になると思っていた」と有政さん。「次は事件から現代まで、忠臣蔵がどのように語り継がれてきたかを映像化したい」と意欲を語った。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2009年4月11日(1843号) 1面 (8,308,585byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
検定でますます忠臣蔵好きに [ 文化・歴史 ] 2014年12月01日7日、大石神社で忠臣蔵オーディオ劇 “歓喜”のステージへ練習佳境 [ 文化・歴史 ] 2014年11月29日国際会議でアートマイルを発信 [ 文化・歴史 ] 2014年11月26日川柳赤穂吟社が創立2周年大会 [ 文化・歴史 ] 2014年11月24日内蔵助ゆかりのハゼでろうそく 「子ども義士物語」城西小に博報賞 美術協会の第26回小品展 [ 文化・歴史 ] 2014年11月18日新西国霊場バスツアー一行が花岳寺参拝 [ 文化・歴史 ] 2014年11月17日川柳赤穂吟社が22日に2周年大会 よみがえる農村の原風景「内海みさ子創作人形展」 [ 文化・歴史 ] 2014年11月12日古和服の布地を活用、リメイク展 [ 文化・歴史 ] 2014年11月11日100歳になっても学びの意欲 [ 文化・歴史 ] 2014年11月10日「蓼草友の会」秋の山野草展 [ 文化・歴史 ] 2014年11月03日大石神社で特別展「内蔵助とその一族」 [ 文化・歴史 ] 2014年11月01日
コメント
この様な活動は大事だと思います。
NHKが大河ドラマで忠臣蔵を取り上げてくれればと思いま
すが、赤穂市では働きかけとかしているのでしょうか?
題材としては人気アイドル・ベテラン俳優・殺陣の上手い役者
など幅広く役があり、浅野匠の頭が暗君というパターンはまだ
作られてないから面白いと思います。地元の人は嫌かもしれ
ないけど・・・。
0 0
投稿:ぽこぺん 2009年04月11日コメントを書く