「警察の原点忘れるな」西村玉夫・赤穂署長インタビュー
2009年04月25日
第84代赤穂署長の西村玉夫氏
署長就任の初訓示で警察官としての心構えを強く求めた。
昭和44年に警察官拝命。柔道の腕前を買われ、青年海外協力隊員としてマレーシアで2年間柔道を指導。その後、在マレーシア日本大使館でも3年間勤務したという異色の経歴を持つ。
帰国後は主にスパイ活動などを取り締まる外事課や公安系の部署に配属。「よど号」ハイジャック事件の容疑者を逮捕した事件やオウム捜査などにも携わった。
平成13年に警視昇任し、機動隊副隊長、監察官室などを歴任。浜坂署(現美方署)で香住署との統合に取り組み、前任の神戸北署から昇格異動した。
赤穂の第一印象は「義士のふるさとにふさわしい町並みの落ち着きがある」。
「前年に比べ、刑法犯の認知件数がやや増加傾向にあるのが気がかり」と管内情勢を分析し、「警察官一人ひとりが、はつらつと職務する姿を見せることで住民に安心感を与え、犯罪抑止につなげたい」と署員に一層の発奮を促す。
和田山町(現朝来市)出身。趣味は読書と40歳から始めた山登り。尊敬する人は同じ但馬出身の登山家で、新田次郎の小説「孤高の人」のモデルとなった加藤文太郎。「不撓不屈を貫いた生き様にあこがれる」と話す58歳。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2009年4月25日(1845号) 3面 (9,297,660byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
市民病院の立体駐車場が竣工 [ 社会 ] 2015年08月19日妙典寺で恒例の団子汁供養 [ 社会 ] 2015年08月15日建設中の「坂越大橋」を現地視察 [ 社会 ] 2015年08月15日コンビニで強盗防犯訓練 [ 社会 ] 2015年08月11日外部評価の10事業が決定 [ 社会 ] 2015年08月10日飲食店の衛生管理をチェック [ 社会 ] 2015年08月10日「いじめは許されない暴力」市民大会で宣言 風致地区メガソーラー計画、市が許可 [ 社会 ] 2015年08月08日いじめ追放市民大会、9日開催 希少種トンボがベランダで羽化 [ 社会 ] 2015年08月01日排水口下流で大腸菌群数上昇〜中ノ谷川 [ 社会 ] 2015年08月01日関電が議会へ計画説明、CO2データ明かさず JR赤穂線、運転再開も「便数わずか」 [ 社会 ] 2015年07月18日「尾崎のまちを考える会」に大臣表彰 [ 社会 ] 2015年07月18日千種川生物調査の冊子刊行
コメントを書く