ごみ処理有料化 第2回検討委開く
2009年07月01日
第2回赤穂市ごみ処理有料化検討委員会(萬代新一郎委員長)は6月29日、市役所6階会議室で行われ、当局が有料化についての基本的な考え方と具体的実施案の骨子を説明した。
市は、有料化の目的として、▽費用負担の公平性▽ごみ分別・減量・資源化意識の構築▽ごみ処理コスト軽減▽新たなごみ減量施策の財源確保の4点を列挙。
その上で「具体的実施案の検討に際する市の考え方」として、▽有料化の範囲は当面「燃やすごみ」を対象▽排出量に応じて手数料を負担する「排出量単純比例型」▽「近隣市町との均衡に配慮」との審議会答申を尊重し、市民への過大な負担増とならない手数料設定▽指定ごみ袋による徴収−の4点を説明した。
委員会には委員17人中13人が出席。「自由な議論を」との委員長方針で、有料化の是非についても意見交換した。
ある委員は「有料化すれば分別への認識が高まる。諸手を挙げて賛成」と発言。別の委員は「有料化に反対ではないが、経済低迷の時期に市民の理解が得られるか」と述べた。「有料化にすれば、ごみ減量が進むというのは安直な考えでは」との意見もあったが、有料化を明確に反対する声はなかった。
前回に続き、協議プロセスに対する意見も出された。
ある委員は「なぜ審議会から検討委員会に(実施案の検討を)投げかけられたのか理解しにくい」と疑問を呈した。また、複数の委員が、「制度を決定する前に市民の意見を聞くべきでは」と説明会の開催を求めたが、当局は「市民への説明は議会の承認後に行いたい」と説明会の開催を否定した。
市は次回以降、有料化を導入した場合のごみ量及び処理費の見通しについて具体的な数字を挙げて説明するとしている。
第3回検討委員会は7月29日(水)午後2時から市役所6階会議室で行われる。
掲載紙面(PDF):
2009年7月4日(1854号) 4面 (8,885,949byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
市は、有料化の目的として、▽費用負担の公平性▽ごみ分別・減量・資源化意識の構築▽ごみ処理コスト軽減▽新たなごみ減量施策の財源確保の4点を列挙。
その上で「具体的実施案の検討に際する市の考え方」として、▽有料化の範囲は当面「燃やすごみ」を対象▽排出量に応じて手数料を負担する「排出量単純比例型」▽「近隣市町との均衡に配慮」との審議会答申を尊重し、市民への過大な負担増とならない手数料設定▽指定ごみ袋による徴収−の4点を説明した。
委員会には委員17人中13人が出席。「自由な議論を」との委員長方針で、有料化の是非についても意見交換した。
ある委員は「有料化すれば分別への認識が高まる。諸手を挙げて賛成」と発言。別の委員は「有料化に反対ではないが、経済低迷の時期に市民の理解が得られるか」と述べた。「有料化にすれば、ごみ減量が進むというのは安直な考えでは」との意見もあったが、有料化を明確に反対する声はなかった。
前回に続き、協議プロセスに対する意見も出された。
ある委員は「なぜ審議会から検討委員会に(実施案の検討を)投げかけられたのか理解しにくい」と疑問を呈した。また、複数の委員が、「制度を決定する前に市民の意見を聞くべきでは」と説明会の開催を求めたが、当局は「市民への説明は議会の承認後に行いたい」と説明会の開催を否定した。
市は次回以降、有料化を導入した場合のごみ量及び処理費の見通しについて具体的な数字を挙げて説明するとしている。
第3回検討委員会は7月29日(水)午後2時から市役所6階会議室で行われる。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2009年7月4日(1854号) 4面 (8,885,949byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
アフタースクール保育料 春・冬休みのみ利用は減額 「日没後に大地震」松原町で防災避難訓練 [ 社会 ] 2023年11月12日
海を隔てる柵撤去へ 県が赤穂海浜公園の再整備計画 [ 社会 ] 2023年11月11日
治安に顕著な貢献 2署員に「赤穂の警察官賞」 [ 社会 ] 2023年11月10日
150周年祝い母校にテント寄贈 [ 社会 ] 2023年10月31日
来年度予算編成方針 財政計画規模265億円=赤穂市 [ 政治 ] 2023年10月28日
第37代義士娘に小林優芽さん、前田留奈さん 市内運行のバス運賃「200円均一」導入案 [ 社会 ] 2023年10月14日
消防団活動継続した学生を認証 赤穂市が10月から制度 [ 社会 ] 2023年09月27日
汚泥を不法投棄 廃掃法に基づき許可取り消し 21・22日に一般質問 「市民の夕べ」再開可否などテーマ [ 政治 ] 2023年09月14日
議員報酬「3%アップ」答申案をパブリックコメントへ 水道在り方検討委が初会合 今年度中の答申目指す [ 政治 ] 2023年08月30日
千種川で恒例の水生生物調査 市内6地点で採集 台風7号 赤穂市内では「被害なし」 [ 社会 ] 2023年08月18日
コメントを書く