幼少期の思い出の歌をテープに
2009年07月08日
完成した収録テープを寄贈する長棟三枝さん(右)と平井はるさん
郷土史の調査研究がライフワークの長棟三枝さん(90)は、子どものころに口ずさんだ遊び歌を残そうと、昨年から周囲に協力を求め、「赤穂童唄里唄をテープで残す会」を発足。平井はるさん(99)ら同世代の友人らと一緒に記憶をたどり、半年がかりで歌詞を書き出した。
2回にわけて約40曲を収録。市教委が昭和60年と61年に発刊した「あこうのしごとうた・わらべうた」に未収録のものも含まれている。
1月に風呂場で転倒した長棟さん。「どうしても完成させたい」とけがを押して収録を進めた。「肩の荷が下りて、やれやれ」と屈託のない笑顔をみせた。テープと歌詞資料を受け取った室井久和教育長は「当時の暮らしぶりや生活の知恵が歌われており興味深い。収録は大変だったでしょうね」とねぎらっていた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2009年7月11日(1855号) 3面 (8,707,226byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
国際音楽祭、最終日公演のみ追加発売 マリンバで慈善演奏会 5年ぶり「わが千種川」定演で 思い出のアトリエで作品展 [ 文化・歴史 ] 2011年04月27日赤穂城庭園で屋形舟遊覧 沖田遺跡公園の15周年祝う 市文化財に「鳥井町地蔵堂」 [ 文化・歴史 ] 2011年04月21日ジャズの名ピアニストが来校 国際音楽祭のチケット申込み、20日まで延長 大鳥圭介の伝記アニメが近く完成 [ 文化・歴史 ] 2011年04月09日市民会館で盆栽作風展 [ 文化・歴史 ] 2011年04月09日「吹奏楽で日本を元気に!」コンサート 赤穂書道会の第37回会員展 [ 文化・歴史 ] 2011年04月08日彫塑デッサンク、35年の歴史に幕 [ 文化・歴史 ] 2011年04月07日蟻無山古墳の遺物に船形埴輪片 [ 文化・歴史 ] 2011年04月06日
コメントを書く