思い出のアトリエで作品展
2011年04月27日
藤原昭三画伯との思い出が詰まったアトリエで開かれる作品展
館長の瀬尾知佐子さん(56)は加里屋の元小学教諭。10数年前、父の三木貫三さん(88)と母の登望子さん(80)が知人を介して知り合った藤原画伯から絵を習い始め、その数年後には瀬尾さんも弟子入りした。
播磨自然高原の別荘地にあるアトリエを月3回のペースで訪問。作品の魅力もさることながら、自然や動物を愛し、あるがまま生きようとする人生観に感銘を受けた。いつしか家族ぐるみの交流が生まれ、瀬尾さんたちは画伯の臨終にも立ち会った。遺族からも信頼を受け、作品群とアトリエの管理を一任された。
アトリエはこれまで遺作を保管する記念館としていたが、人が集まることが大好きだった画伯を思い、ギャラリーとしても貸し出すことに。「気楽にみんなでワイワイと語り踊れるような空間になれば」と「アトリエ楽楽(らくらく)」と命名した。
オープニングに選んだのは、画伯と出会うきっかけとなった両親の作品展。貫三さんが米寿、登望子さんが傘寿を迎えたことにちなみ、「末廣がり夫婦絵画展」のタイトルで計25点を掲げる。「デッサンの基礎を学ぶにはこれが一番」と厳しく指導を受けた裸婦。仕上がるまで何度も熱心なアドバイスをもらった石仏。作品すべてに画伯との思い出が詰まっている。
「自分らしい絵を描きなさい、というのが先生の口ぐせでした」と振り返る瀬尾さん。「絆とご縁に感謝しつつ、ギャラリーを運営していきたい」と話している。
オープニング展は5月5日(木・祝)まで午前10時〜午後4時。隣接の山荘には藤原画伯の作品12点を展示する。ギャラリーの住所は備前市三石2797の21。問合せは090・3358・9331(瀬尾さん)。
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関連サイト:
■アトリエ楽楽のホームページ
掲載紙面(PDF):
2011年4月29日(1942号) 1面 (15,179,884byte)
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投稿:まつもと 2011年05月04日コメントを書く