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木の名前を覚えよう

 2008年03月01日 
卒業記念で行った坂越小の樹名板設置
 緑化活動を環境学習に取り入れている坂越小学校(北野勝子校長)の6年生児童49人がこのほど、校地内の樹木に卒業記念の名札付けを行った。
 学校周辺での植樹活動を続けている同校は昨年、全日本学校関係緑化コンクールで入選。学校内にも約80種類の多様な木々が植わっている。
 児童らはあらかじめ準備しておいた縦20センチ、横30センチのプレートを手に屋外へ。ひょうご森のインストラクターの堀田品子さん(58)から木の特徴や名前の由来を教わりながら、校庭に植わっているクスノキ、ソテツなど約60本にひもでくくりつけた。
 取り付けたプレートは焼いたスギ板で、表に樹木名と科名、裏には自分の名前と卒業年月を児童が白ペンキで書き込んだもの。
 ケヤキとトチノキに樹名板を結んだ永石敬子さん(12)は「知らない木もあったけど、自分で名札を付けた木の名前は覚えた」。
 「これから環境学習に取り組む下級生への贈り物になった」と同校。「卒業後も木が元気に育っているか、母校に立ち寄ってもらえれば」と話していた。
 なお、2月28日には5年生42人が学校近くの宝珠山で樹木40本に樹名板を取り付けた。
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掲載紙面(PDF):
2008年3月1日(1782号) 4面 (8,753,095byte)
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