精魂込めた能面を寄贈
2009年09月30日
能面を寄贈した楠本能白さん(左)
小面、般若など女面、天下泰平を祈る翁面、強面の鬼面などさまざま。一面一面、作者の精魂が込められている。
能面師として40年近い経験がある楠本さんは全国各地で文化財級の能面修繕を手掛けるなど高い技術を誇る。赤穂が“能楽の祖”といわれる秦河勝ゆかりの地であることから、大切な作品を譲ることにした。楠本さんはこれまでにも自治体などに自作の能面を寄贈してきたが、これだけ多数を贈ったのは初めて。
同財団では、寄贈された面を市立美術工芸館・田淵記念館に月替わりで展示し、来春に一斉公開を予定している。
楠本さんは「いずれの面も、きちんと保管されれば何年でも保てるものばかり。末長く展示していただきたい」と話していた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2009年10月10日(1866号) 3面 (7,667,924byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 文化・歴史 ]
赤穂初の前方後円墳 3日に現地説明会 [ 文化・歴史 ] 2018年02月28日華やかに60組「お雛さま展」 [ 文化・歴史 ] 2018年02月28日坂越まちづくりフォーラム 中高生も意見 MOA全国児童作品展で銅賞 [ 文化・歴史 ] 2018年02月24日山城などの遺物展示「We LOVE 城 展」 [ 文化・歴史 ] 2018年02月23日美術家連合会の第10回展 23日から [ 文化・歴史 ] 2018年02月19日第28回赤穂民報習字紙上展の入賞者 木津・大工村「秘仏」の姿明らかに [ 文化・歴史 ] 2018年02月17日6中学校合同で吹奏楽コンサート [ 文化・歴史 ] 2018年02月12日「写壇・あすなろ」学生と合同写真展 [ 文化・歴史 ] 2018年02月10日東備西播6中学校が吹奏楽共演 絵はがきに見る義士史跡と忠臣蔵 [ 文化・歴史 ] 2018年02月03日長所伸ばし苦手克服 ふれあい作品展 バイオリン教室 第17期生を募集 「忠臣蔵の恋」脚本家が赤穂で講演 [ 文化・歴史 ] 2018年01月29日
コメントを書く