精魂込めた能面を寄贈
2009年09月30日
能面を寄贈した楠本能白さん(左)
小面、般若など女面、天下泰平を祈る翁面、強面の鬼面などさまざま。一面一面、作者の精魂が込められている。
能面師として40年近い経験がある楠本さんは全国各地で文化財級の能面修繕を手掛けるなど高い技術を誇る。赤穂が“能楽の祖”といわれる秦河勝ゆかりの地であることから、大切な作品を譲ることにした。楠本さんはこれまでにも自治体などに自作の能面を寄贈してきたが、これだけ多数を贈ったのは初めて。
同財団では、寄贈された面を市立美術工芸館・田淵記念館に月替わりで展示し、来春に一斉公開を予定している。
楠本さんは「いずれの面も、きちんと保管されれば何年でも保てるものばかり。末長く展示していただきたい」と話していた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2009年10月10日(1866号) 3面 (7,667,924byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 文化・歴史 ]
尺八と箏、三絃の邦楽発表会 入選作を行灯で掲示、奉献俳句募集 力作並ぶ第35回赤穂美術協会展 [ 文化・歴史 ] 2015年05月29日写真で伝える上郡の自然と人の輝き [ 文化・歴史 ] 2015年05月27日「ホワホワになって」子どもたちが綿の種まき 赤穂緞通の発展へ工房がNPOに [ 文化・歴史 ] 2015年05月23日市木と市花テーマに写真展 [ 文化・歴史 ] 2015年05月21日視点ユニーク、川柳作品展 [ 文化・歴史 ] 2015年05月05日昔話にみる女性の神話とドラマ 「播磨国風土記」ひも解く歴史教室 生誕110周年、辰巳柳太郎展 [ 文化・歴史 ] 2015年05月01日忠臣蔵扇子の第8弾を発売 [ 文化・歴史 ] 2015年05月01日赤穂民報主催・第23回習字紙上展の作品募集 鎧飾り勇壮に「五月人形展」 [ 文化・歴史 ] 2015年05月01日古代ロマン感じた出前授業
コメントを書く