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民間アフタースクールが閉鎖の危機

 2009年11月14日 
運営難で閉鎖の危機を迎えている「ぷくぷくほーむ」
 子育て支援NPOが農神町で民家を借りて開設している学童保育施設「ぷくぷくほーむ」が運営難で存廃の岐路に立たされている。公営のアフタースクールに定員超過で入所できなかった子どもたちなどの受け皿に役立ってきた同施設。関係者らが存続あるいは代替方法を模索している。
 関西福祉大のゼミ研究が発展し、平成18年4月に中広に開所。半年後に現在の場所へ移った。ゼミを指導した岩本真佐子教授がNPOの理事長を引き受け、職員8人で小学1〜3年生の児童20人を受け入れている。
 月々の利用料は5000円。公営アフタースクールより1000円低く抑えつつ、遠方の子どもたちについては学校へ迎車するなど手厚いサービスを提供。特別な事情があれば、通常午後7時までの保育時間を延長するなど枠にとらわれない運営で、母子家庭や共働きの核家族世帯を助けてきた。
 運営経費は人件費、賃貸料が主で年間約600万円。補助金は県からの年20万円に過ぎない。これまで私費を投じて赤字を穴埋めしてきた岩本理事長が家庭の事情で理事長職から退くことになり、人材と資金の両面で存続は困難に。岩本理事長は今年9月、来年3月で閉鎖するつもりであることを利用者らに打ち明けた。
 低学年児童2人を預けている30代会社員は「ここがあるから安心して働けた。もし、なくなったら今の仕事をやめて深夜のパートに切り替えるしかない」。別の保護者は「子どもが学校から帰って『ただいま』と言ったときに『おかえり』と返ってくる環境を残して」と存続を求める。
 利用している保護者らは「今後この施設を必要とする人たちのためにも何とかしたい」と現在よりも賃貸料が安い不動産物件を探すと同時に、中心的な立場で運営に携わってくれる人を募るなど、存続に向けた活動を開始。市教委に対しては公営アフタースクールの拡充を要望していく。
 同ホームがあったおかげで専門学校に通って資格を取得し、起業できた人もあるという。岩本理事長は「希望に応えられないのは心残りだが、こうして多くの人たちが関心を持ってくれたことはありがたい。何か打開策が見つかれば」と苦しい胸の内を語っている。
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掲載紙面(PDF):
2009年11月14日(1870号) 1面 (9,817,560byte)
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[ 社会 ]


コメント

子供たちのためにさんへ
「ぷくぽくホーム」って何?間違っていますよ。
民報さんにいちゃもんつける前に、あなたは本当に「ぷくぷくホーム」のことを考えているのでしょうか?
現理事長は私財を使ってでも運営してきた人。今の世の中には貴重な人だと思います。
他力本願ではなく、もっと行動を公にしたほうがいいのでは?

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投稿:間違っているよ 2009年12月02日

赤穂民報を御覧の皆様へ。

この記事には誤りがあります。記事の中に
『運営には年間約600万円必要』
と記載されていますが、実際にはその様な事は無いんです。現理事長である岩本先生が民報の記者さんにどの様にお話をされてこの様な金額が記載されたのかは判りませんが、現時点の保護者会による調べからするとこの様な高額な金額は出てきません。

ぷくぷくが無くなってしまうと現在の仕事を無くしてしまう方や、時間を短時間にして生活に支障が出てしまう方が出てきます。その様ような事はけしていけないと思うので存続出来る様に今、存続をしていく為にも次の理事長さんを引き受けて戴ける方を探しており、保護者一同頑張っています。

運営方法に付いては収入方法や、援助(寄付金)などの方面からも考え知識のある方のお手伝いをお願いしたいと思っています。

子どもたちの帰る場所がこのままでは無くなってしまいます。
どうか、子どもたちを助けて下さい。
子どもたちは『ぷくぽくホーム』が大好きなんです。そこから子ども達の笑顔を消さないで下さい。

お願いいたします。

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投稿:子供たちのために 2009年12月02日

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