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傘寿と還暦過ぎた父子写真展

 2009年11月28日 
父子写真展を開く武村好郎さん(左)と晴人さん
 カメラを親子共通の趣味とする松原町の武村好郎さん(85)と長男晴人さん(62)が合同写真展「父子でも違う写心」を12月3日(木)から赤穂市立図書館で開く。連れ立って撮影旅行に出かける2人だが作風は異種独立。それぞれの感性が生きた多彩な“親子競演”になりそうだ。
 元新聞記者の好郎さんは写真歴60年近い大ベテラン。どこへ出掛けるにも常にカメラを手放さず、現役時代に磨いた鋭い観察眼を被写体に向ける。
 9年前から風景撮影を始めた晴人さんはキャリアでは父に及ばないが研究熱心な努力家。インパクトのある構図と色彩で、数々のコンクールで入賞・入選を誇る。
 親子展は3年前に続いて2度目で、前回以降に撮影した計55点を出品する。助手席からスローシャッターで撮影したトラックのテールライト(好郎さん)や、月明かりに照らされる大山と野原(晴人さん)など。「直感でシャッターを切る父と、じっくり構えて撮る息子」という個性が作品に表れる。
 1階ギャラリーで6日(日)まで午前10時〜午後6時(初日は午後1時から、最終日は5時まで)。
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掲載紙面(PDF):
2009年11月28日(1872号) 4面 (9,761,205byte)
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