大学教授が小学校で講義
2010年01月19日
ペーハー値実験などで酸性雨について学んだ特別授業
同校は昨年度以降、文科省の「理科おもしろ推進事業」実践校に指定。理科離れを防ごうと外部講師を招いた特別授業を行っている。今回は環境化学、大気汚染などが専門の尾關徹教授(56)=兵庫教育大学大学院=が来校した。
児童らは試薬キットで雨水と水道水のペーハー値を比較。水道水が中性を表すグリーン系統に変色したのに対し、雨水はオレンジ色の酸性を示した。
尾關教授はスライドを映しながら、酸に弱い植物の気孔が酸性雨によって壊れ、光合成ができなくなって森林が枯れることを説明。国外で発生したスモッグが日本に酸性雨を降らせる一因になっていることも話し、「歴史や地理などもいっしょに勉強すればおもしろい。いろんなことを学んで」と子どもたちに語りかけた。
新井希果さん(11)は「なぜ酸性雨で森林が枯れるのか、よくわかった」と感想を話した。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2010年2月27日(1884号) 3面 (9,490,993byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
「100点満点の演奏」連合音楽会 体操のU−12全国選抜へ2年連続 「おいしいおもち楽しみ」稲刈り体験 [ 子供 ] 2014年10月15日市小中学校音楽会、16日開催 陣たくん看板で交通マナーアップ 親子キャンプ教室15組募集 「不審者から逃げて」低学年児が訓練 [ 子供 ] 2014年10月03日パンで夢いっぱいのまちづくり [ 子供 ] 2014年10月02日「いじめの芽、見過ごさない!」創作劇で訴え [ 子供 ] 2014年10月01日相手の顔見て話せる関係を 「マモルンジャー」も安全運転アピール 「子どもの安全守れ」緊急会議を開催 体育館に父親手作り巨大迷路 合同ステージで響き合うブラスの魅力 LCと子どもたちが水生生物調査
コメントを書く