横断中の事故に気をつけて
2010年04月13日
高齢者向けの交通安全教室が13日、中広の赤穂市総合福祉会館であり、市老人クラブの会員約25人が兵庫県警「高齢者交通安全教育隊(スタウス)」から事故防止の要点を学んだ。
参加者が道路に見立てた電磁シートの上を歩くと、スクリーンに映し出された人物が連動して動く「歩行者教育システム」を使い、予想以上に早く近づいてくる車の速さを体感。道路横断の危険性を仮想体験した。
交通事故防止のポイントとして、「よく見る、よく見られる、思い込みをやめる」の3点を繰り返し強調し、受講者全員に反射材入りの交通安全グッズをプレゼントした。
普段から反射タスキを着けているという御崎の小山美智子さん(77)は「事故に遭わないよう、家族にも渡します」と話した。
赤穂署によると、平成21年中に管内で発生した人身事故257件中81件に高齢者が関係。先月には交差点を横断しようとした80代の男性が車にはねられて死亡した事故もあった。
教室を主催した市交通安全協会は「講習で学んだことを地域や家庭でも広めてもらえれば」と呼びかけていた。
掲載紙面(PDF):
2010年4月24日(1893号) 4面 (8,512,085byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
参加者が道路に見立てた電磁シートの上を歩くと、スクリーンに映し出された人物が連動して動く「歩行者教育システム」を使い、予想以上に早く近づいてくる車の速さを体感。道路横断の危険性を仮想体験した。
交通事故防止のポイントとして、「よく見る、よく見られる、思い込みをやめる」の3点を繰り返し強調し、受講者全員に反射材入りの交通安全グッズをプレゼントした。
普段から反射タスキを着けているという御崎の小山美智子さん(77)は「事故に遭わないよう、家族にも渡します」と話した。
赤穂署によると、平成21年中に管内で発生した人身事故257件中81件に高齢者が関係。先月には交差点を横断しようとした80代の男性が車にはねられて死亡した事故もあった。
教室を主催した市交通安全協会は「講習で学んだことを地域や家庭でも広めてもらえれば」と呼びかけていた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2010年4月24日(1893号) 4面 (8,512,085byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
消防車100台分の放水システムで訓練 [ 社会 ] 2019年11月29日県技能顕功賞 赤穂から2人受賞 [ 社会 ] 2019年11月28日「買い物弱者」に救い 移動スーパー開業へ 75歳以上の急発進抑制装置 市が上乗せ補助へ 「産廃処分場は『環境犯罪』SNSで発信を」 [ 社会 ] 2019年11月17日事故を『しない』、お先に『どう』ぞ [ 社会 ] 2019年11月15日浄専寺で報恩講落語会 [ 社会 ] 2019年11月11日《市公共工事贈収賄》検討委が初会合 中村文代さんに兵庫県社会賞 消費者活動で功績 [ 社会 ] 2019年11月06日「産廃反対市民の会」5周年記念講演会 世代問わず意見交流「教学サロン」 市民が考えた「2030年の赤穂」 [ 社会 ] 2019年10月30日「安心実現へ行動」大会宣言採択 [ 社会 ] 2019年10月28日《市公共工事贈収賄》個別聞き取り 全職員へ対象拡大 腹痛や吐き気 塩屋小で学級閉鎖
コメントを書く