旧坂越浦会所の入館10万人に
2010年05月07日
入館者数が10万人に達した旧坂越浦会所。右から2人目が澤田さん
天保2〜3年に村会所として建てられ、赤穂藩の茶屋としても使われた。2階に藩主が専用した部屋「観海楼」があり、平成4年に市文化財(有形文化財・建造物)に指定。解体復元修理を経て一般公開が始まった。
市教委によると、当初は年間3000人台だった入館者数は平成20年度に1万人を突破。昨年度は約1万3000人が訪れた。まちなみ保存、観光ボランティアガイドといった住民努力に加え、カキ産地としての人気の高まりやハイキングコース整備などが追い風になったとみられる。
10万人目となったのは神戸市垂水区の主婦、澤田満子さん(73)。赤穂はこれまで友人と何度も訪れ、9日にも能「河勝」の鑑賞で来穂予定という。この日は「公演を前に河勝ゆかりの大避神社へ」と坂越を訪れ、同会所にも初めて立ち寄った。「雰囲気がある。古い建物を活かしていて、すばらしい」と内部を見学した。
管理人の小倉千恵子さん(68)は「縁側に座って坪庭を眺めると本当に心が休まります。市内の方もぜひ訪れて」と話していた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2010年5月15日(1895号) 3面 (12,271,057byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
災害リスク時の行動スイッチに「マイ避難カード」 [ 社会 ] 2024年04月06日赤穂市立さくら園 農福連携コンテストでグランプリ 市立図書館の愛称「日本海水赤穂ライブラリー」 [ 社会 ] 2024年04月03日赤穂観光協会が「航路標識協力団体」に 兵庫県下初 2023年度末教職員異動〜一般教職員 [ 社会 ] 2024年04月01日5日にイオンで「春の交通安全運動」出発式 2023年度末教職員異動〜管理職 [ 社会 ] 2024年03月30日2024年春 赤穂市の人事異動 [ 社会 ] 2024年03月27日2024年春 幼稚園・保育所関係の異動 [ 社会 ] 2024年03月27日故障から3年 加里屋中継ポンプ場 ようやく更新 [ 社会 ] 2024年03月26日周世最終処分場の「閉鎖」市が撤回 新路線の運行開始控え、バスの乗り方教室 [ 社会 ] 2024年03月22日新小1年生にランドセルカバー寄贈 交通安全協会 美化センター焼却炉 予定外の稼働中止 [ 社会 ] 2024年03月16日病院事業管理者に高原秀典氏任命へ [ 社会 ] 2024年03月16日
コメントを書く