市総合計画審議会がスタート
2010年07月01日
今後10年間の市政方向について話し合う「赤穂市総合計画審議会」
現行の総合計画が今年度で最終年次となることから、市は2年前から「赤穂未来創造委員会」や地区別ワークショップで計画の立案材料を収集。都市像と方向性を示す「基本構想」、構想を具体化する施策の方針を定める「基本計画」、具体的な事業手法や財源を明らかにする「実施計画」の策定を目指している。
審議会は、市内の各種団体や学識経験者など32人で構成され、基本構想と基本計画について話し合う。たたき台として企画課が作成した素案によると、基本構想で「人が輝き 自然と歴史・文化が薫る やさしいまち」を都市像に掲げ、「安全」「快適」「にぎわい」「学び」「連携」の5点を柱に基本計画をまとめている。すべての施策について、前計画にはなかった目標指標を明記している点が特徴といえる。
29日に開かれた第2回全体会は基本構想について意見を出し合った。
最も意見が多かったのは、「平成32年に5万2000人」とする将来人口目標について。「人口増減は市政すべてに関わってくる。もっと具体的な予測を立てるべき」「人口増のターゲットをどの世代に設定しているのか」「前計画は6万人を目指したが、そうはならなかった」など根拠の明確化を求める意見が続いた。
審議会は今後、委員を2つの部会に分けて開催し、基本計画について議論する。7月21日(水)に第3回全体会を招集し、意見を取りまとめる。
委員構成は次のとおり。敬称略。◎印は部会長。
▽第1部会(安心・学び・連携)=◎小野ツルコ(関西福祉大学)古瀬徳雄(同)山本良子(市連合婦人会)西元男(元市収入役)木村佳史(市社会福祉協議会)中村隆彦(市医師会)久野朝代(市文化協会)橋本捷一郎(市体育協会)中村文代(市消費者協会)有吉一美(市老人クラブ連合会)勝田眞由美(城西地区まちづくり連絡協議会)目木敏明(尾崎地区同)光庵良(高雄地区同)深澤すみ子(有年地区同)江端益子(公募委員)三木毅(同)
▽第2部会(快適・にぎわい・連携)=◎藤岡純一(関西福祉大学)村下龍彦(市自治会連合会)大木善夫(商工会議所)成世邦俊(経営者協会)長棟茂樹(兵庫西農協)平田一典(市漁協)山野隆行(観光協会)井上昭彦(労働者福祉協議会)横山淳平(青年会議所)涌元雅代(赤穂地区まちづくり連絡協議会)山田和子(塩屋地区同)小泉世津子(西部地区同)干飯政美(御崎地区同)小椋孝子(坂越地区同)船田一磨(公募委員)堀田品子(同)
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2010年7月3日(1902号) 1面 (8,293,850byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 政治 ]
「ごみ処理有料化撤回して」署名5400筆で請願 [ 政治 ] 2010年02月17日共生ビジョン懇談会 23日に開催 [ 政治 ] 2010年02月16日共生ビジョン素案、修正は次回へ [ 政治 ] 2010年02月15日17日にごみ処理有料化検討委 [ 政治 ] 2010年02月10日都市計画審議会の委員を公募 一問一答方式「反問権なし」で導入へ [ 政治 ] 2010年02月09日地区ごとに市民と行政が対話 [ 政治 ] 2010年02月09日定住自立圏、15日に赤穂市役所で協議会 [ 政治 ] 2010年02月08日「インパクトない−」共生ビジョンに“ダメ出し” [ 政治 ] 2010年02月04日まちづくりの取組案を住民提言 [ 政治 ] 2010年02月02日定住自立圏共生ビジョン懇談会、4日に初会合 [ 政治 ] 2010年01月29日市議会の「一問一答方式」9月導入決定 [ 政治 ] 2010年01月27日ごみ処理有料化、市民意見を募集 定住自立圏協定、2市1町が調印 [ 政治 ] 2009年12月25日市内世帯アンケート 8割が定住希望 [ 政治 ] 2009年12月09日
コメントを書く