地域密着ネットラジオが開局
2010年07月31日
「赤穂らじお」のメンバー=左から=水野さん、米谷さん、布袋さん
「まちの活性化につながるラジオ番組を」と今年5月、司会業の水野香保里さん(42)=さつき町=が友人2人と制作委員会を設立。おすすめグルメスポットや赤穂ゆかりの人物をピックアップするコーナーのほか、観光客向けのイベント情報などを楽しく紹介する番組構成を企画した。情報収集と取材を行い、24日に1回目の収録を行った。
2年前にスタートした先行局「相生らじお」(出口勤芳代表)が、スタジオ使用している相生市民会館の一室と機材を提供した。タイムキーパーや編集などの裏方作業もバックアップ。3人はパーソナリティとして約2時間の収録に集中できた。
英会話講師の布袋浩子さん(39)=尾崎=は「どのくらいのペースで読んだらいいのか分からず緊張した」とホッと一息。会社員の米谷理砂さん(36)=正保橋町=は「知らない情報を知ることができて楽しかった」と取材活動を振り返った。
収録した音声はコーナーごとに編集し、ホームページにアップ。取材時の写真も掲出し、耳だけでなく視覚的にも楽しめるサイトを目指す。今後は月1〜2回の更新を目標に随時取材を重ねていく予定だ。
「海外からもアクセスでき、リスナーが好きな時間に聴ける」とネットラジオの利点を話す水野さん。全体を30分間にまとめたダイジェスト版が姫路発のコミュニティラジオ局「FMゲンキ」(79・3Hz)で偶数月の第1土曜日午前8時から放送されることも決まり、「地域に密着した情報を市内外に広く伝えたい」と魅力ある番組づくりに努力を惜しまないつもりだ。
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関連サイト:
■赤穂らじお
掲載紙面(PDF):
2010年7月31日(1905号) 1面 (9,616,919byte)
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[ 社会 ]
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投稿:バイタリティのある放送 2010年07月31日コメントを書く