同期生へ感謝の写真展
2010年10月09日
写真展「詩季の彩り」の出品作の一つ
東京都杉並区の安井千麿(かずまろ)さん(75)。父の仕事の都合で名古屋、熊本など各地を転居し、12歳のとき、当時上仮屋にあった祖父母宅に移住した。中学卒業後は鮮魚店で働きながら赤穂高定時制で勉学。18歳までの7年間を赤穂で過ごした後、叔父を頼って上京した。昭和35年に都内で写真館を開業し、昨年50年目を節目に会社を後進へ譲った。
赤穂中の第3回生で、元市収入役の東南公雄さん、市教育長を務めた平井伸次さんらと同期。「自分はクラスで目立たない存在だったが、赤穂での学校生活は本当に楽しかった」と懐かしみ、「みんなの活躍ぶりが励みになる」と同窓会には喜び勇んで参加してきた。
今回の写真展は「これまで元気をもらってきたお礼に」と企画。「詩季の彩り〜尾瀬・富士・美ヶ原」と題し、旅先でシャッターを切った風景写真約60点を展示する。「仕事ではなく、あくまでも趣味で撮ったものですから」と謙遜するが、東京で個展を開くなど、さすがプロの腕前だ。
写真展は15日(金)まで3日間開催し、その中日に同窓会が開かれる。安井さんは「早くみんなに会いたい」と指折り数えて当日を待っている。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2010年10月9日(1915号) 3面 (11,715,097byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 文化・歴史 ]
市民合唱団が関西フィルと共演 [ 文化・歴史 ] 2016年11月13日34年ぶり外壁塗装修理 民俗資料館 [ 文化・歴史 ] 2016年11月12日一攫千金の夢昔も 江戸時代の富くじ箱 [ 文化・歴史 ] 2016年11月10日赤穂出身ピアニストが演奏披露 古出石焼のコレクター展 [ 文化・歴史 ] 2016年11月05日歴史と文学講座「渡来文化と秦氏」 白いチョークの会 第41回会員展 [ 文化・歴史 ] 2016年11月01日歴史文化基本構想策定へ初会合 [ 文化・歴史 ] 2016年10月31日市文化・スポーツ賞 6団体31人受賞 合唱団最高齢の炭田富子さん「元気に本番へ」 [ 文化・歴史 ] 2016年10月29日典雅で優美「薩摩焼 沈壽官展」 [ 文化・歴史 ] 2016年10月28日第55回赤穂市民文化祭 短歌・俳句入賞者 [ 文化・歴史 ] 2016年10月25日「欠伸」「隠す」など題に川柳大会 [ 文化・歴史 ] 2016年10月24日紅葉や彼岸花など「秋」テーマに写真展 [ 文化・歴史 ] 2016年10月23日山鹿素行 赤穂配流350年で講演会 [ 文化・歴史 ] 2016年10月22日
コメントを書く