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五十七冊目のクリスマスの絵本
2010年12月18日
「水曜日の本屋さん」 ○文/シルヴィ・ネーマン ○絵/オリヴィエ・タレック ○訳/平岡敦 ○光村教育図書
学校が休みになる水曜日に本屋へ出掛ける少女。そこで出会ったおじいさんはいつも同じ本を読んでいるのですが、「この本が、売れてしまわなければいいけど」と本を書棚に返して帰っていきます。少女は、「なぜ本を買わないのかしら」と首をかしげます。
クリスマスが近づいたある日のこと。その本が棚から姿を消しました。読む本をなくしたおじいさんは肩を落として帰りかけるのですが、そのとき店員のお姉さんが、その本をおじいさんにプレゼントするのです。
この絵本には、サンタさんもトナカイも出て来ませんが、人の温かさに触れ、心が癒された思いがしました。
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「水曜日の本屋さん」○文/シルヴィ・ネーマン○絵/オリヴィエ・タレック○訳/平岡敦○光村教育図書
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▽くぼっち先生=元中学校長の久保良道さん。平成15年7月に有年原の自宅に国内外の絵本を集めた私設図書館「くぼっち文庫」を開設。「絵本は人生を豊かにしてくれる」と自費で集めた約2500冊を無料で貸し出している。第2・第4土曜日に開館。Tel49・2089。
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