四十七士勢ぞろいの「義士ようかん」
2010年12月31日
好評発売中の新正堂の「義士ようかん」
商品名は「義士ようかん」。縦34センチ、横39センチの化粧箱に一口サイズのようかん48本を詰め合わせ、包装紙には一本に一人の義士が描かれている。裏面のQRコードを携帯電話で読み取れば、その義士の人物紹介が表示される仕組み。残りの1本は「義」の文字を白抜きしたデザインとした。
考案したのは、大正元年創業の老舗和菓子店「新正堂(しんしょうどう)」(渡辺仁久社長)=東京都港区=。浅野内匠頭が切腹した田村邸跡近くにあり、過去にも「切腹最中」など忠臣蔵にちなんだ商品を発売。渡辺社長自身が大の義士ファンで、赤穂観光大使にも任命されている。
義士の肖像は、江戸時代の人気浮世絵師、歌川国芳の武者絵を参考にした。もちろん味にもこだわり、従来からある本練り、抹茶、黒糖のほか、赤穂産の塩を練り込んだ「塩」、浅野内匠頭の辞世の句にちなんでサクラの葉を入れた「桜」を新たに追加。パッケージと中身の両方で忠臣蔵ファンの心をつかむ狙いだ。
48本セットはすでに10箱以上が売れた。ばら売りも含めると1日200本以上の売れ行きで、生産が追いつかない状態という。渡辺社長は「計り知れない忠臣蔵の魅力が購買欲に火をつけるのでは」と予想以上の売れ行きを喜んでいる。
1本200円で、48本セットは1万1000円(箱代含む)。5、8、10本のミニセットもある。同店Tel03・3431・2512。
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掲載紙面(PDF):
2011年1月1日(1926号) 4面 (6,057,470byte)
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コメント
時間の流れが速いので、都市部と地方では、タイムラグができる。少しでも短縮すればいいと思う。
縦割り行政も迅速で柔軟な対応が必要。
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投稿:タイムラグ 2011年01月04日コメントを書く