赤穂化成が兵庫県立大とベンチャー
2008年04月19日
製塩技術を基に業績を伸ばしている総合メーカーの赤穂化成(本社・赤穂市坂越)が兵庫県立大学とベンチャー企業をこのほど設立した。同大学が世界で初めて開発に成功した半導体の加工技術により、将来的に年間40億円の売上げを目指す。
新会社は「株式会社イーユーブイ アドバンストテクノロジーズ」(資本金300万円)。同大学があるたつの市新宮町光都に会社を置き、社長には赤穂化成の中川光司・技術開発本部長が就任した。
同大学高度産業科学技術研究所の渡邊健夫准教授らが開発した高感度の感光性樹脂(レジスト)の製造、販売を行う。
新素材の樹脂を半導体の回路パターン作成に利用すれば、従来は困難だった微細な回路を作ることが可能。パソコンや携帯電話の小型化、動画処理能力などを飛躍的に進歩させる次世代半導体の製造に貢献できるという。
新会社設立は、同研究所が中心になって平成3年から開いている知的交流会「21世紀播磨科学技術フォーラム」で赤穂化成の池上良成社長が研究者らと懇意になったのがきっかけ。社員2人を出向させ、6月からサンプルを出荷。3年後の量産を目指す。
中川社長は「常に新しいことに挑戦しようという社風が新会社につながった。世の中に役立つ製品を作るためにがんばりたい」と抱負を話している。
掲載紙面(PDF):
2008年4月19日(1791号) 1面 (6,710,911byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
新会社は「株式会社イーユーブイ アドバンストテクノロジーズ」(資本金300万円)。同大学があるたつの市新宮町光都に会社を置き、社長には赤穂化成の中川光司・技術開発本部長が就任した。
同大学高度産業科学技術研究所の渡邊健夫准教授らが開発した高感度の感光性樹脂(レジスト)の製造、販売を行う。
新素材の樹脂を半導体の回路パターン作成に利用すれば、従来は困難だった微細な回路を作ることが可能。パソコンや携帯電話の小型化、動画処理能力などを飛躍的に進歩させる次世代半導体の製造に貢献できるという。
新会社設立は、同研究所が中心になって平成3年から開いている知的交流会「21世紀播磨科学技術フォーラム」で赤穂化成の池上良成社長が研究者らと懇意になったのがきっかけ。社員2人を出向させ、6月からサンプルを出荷。3年後の量産を目指す。
中川社長は「常に新しいことに挑戦しようという社風が新会社につながった。世の中に役立つ製品を作るためにがんばりたい」と抱負を話している。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2008年4月19日(1791号) 1面 (6,710,911byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
駅の土産物店 5カ月半ぶり再開 西有年の中山さんに瑞宝単光章 [ 社会 ] 2008年04月29日加里屋の金川さんに黄綬褒章 [ 社会 ] 2008年04月28日御崎小が環境大臣会合の関連事業モデル校に プロバスクラブ新会長に榊氏 [ 社会 ] 2008年04月26日「廃止」方針の西部診療所 地元説明会 試験運行の一日周遊バスが大好評 AED救急講習 豆田市長も受講 [ 社会 ] 2008年04月22日地域づくり女性会議 10周年講演会 あでやかに稚児行列120人 西部診療所が「医師不足」理由に休診 「社会貢献できる人材を」赤穂高・橋本博行校長 [ 社会 ] 2008年04月19日平成20年度自治功労者に3人 [ 社会 ] 2008年04月18日折方の浄専寺、20日に本堂改修の落慶法要 熟練ドライバーが運転技能競う [ 社会 ] 2008年04月14日
コメントを書く