旅館・ホテルで“自粛”キャンセル
2011年03月14日
東日本大震災により、赤穂市内の観光業にも影響が出始めている。赤穂観光協会によると、地震発生以降、市内の旅館、ホテルに予約客からキャンセルが相次ぎ、14日までに少なくとも計31件150人に。予約者が直接被災したためではなく、自粛による予約取り消しとみられる。関係者は「事態を考えれば仕方のない面もあり、今は被災地の復興を祈りたい。しかし、今後自粛ムードが拡大するようだと大きな痛手になる」と話している。
同協会の山野隆行事務局長は「赤穂の観光にとって、春休みからゴールデンウィークにかけてが最も重要なシーズン。今後の動向への不安は大きい」と懸念。ある宿泊施設の関係者は「今のところ予約キャンセルはないが、マグロなど東北方面から仕入れていた食材の確保が難しくなりそうだ」と心配していた。
掲載紙面(PDF):
2011年3月19日(1937号) 1面 (9,651,727byte)
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同協会の山野隆行事務局長は「赤穂の観光にとって、春休みからゴールデンウィークにかけてが最も重要なシーズン。今後の動向への不安は大きい」と懸念。ある宿泊施設の関係者は「今のところ予約キャンセルはないが、マグロなど東北方面から仕入れていた食材の確保が難しくなりそうだ」と心配していた。
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