市民が定住PRサイト開設
2011年05月14日
赤穂の定住促進PRサイトを開設した越智通彦さん
サイト名は「赤穂においでよ!」。気候データをはじめ財政、医療などの自治体ランキング、主なイベントなどを掲載している。「まずは下見がてら観光にきてほしい」と名所、旧跡も写真付きで紹介。日ごろの散歩にカメラを持ち歩いて撮りためた写真を活用した。
尼崎で約30年間、小売業を営んだ越智さん。還暦を過ぎたころから、「いずれは、もう少し静かなところで余生を過ごしたい」と考え、休日になると車に折りたたみ自転車を積み、妻の恵子さん(70)と滋賀県の湖西地方、淡路島など候補地へ見学に出掛けた。赤穂は知人からの紹介をきっかけに3度下見。「自転車で買い物にも図書館にも行ける」という“まちの平坦さ”が決め手となり、「赤穂市民」になることを選んだ。
「思ったとおりの快適さで言うことなし。ここを選んで本当によかった」と夫婦とも満足の日々。「このすばらしいまちの人口減を何とか食い止められないものか」との思いがふくらみ、過去に趣味のホームページを自作した経験を活かした。
サイトには、市内の主な商業施設、不動産業者のリンク集など「自分が定住地を探していたときに欲しかった情報」を盛り込んだ。9桁の数字をパソコン入力すれば地図情報が表示される「マップコード」も付け、土地感がなくても困らないように配慮した。
「今後も随時更新し、トレッキングコースや郷土料理を紹介するページを増やしたい」と越智さん。「定住地として絶対の自信を持って勧めることができるまち。情報を発信する一本のアンテナでありたい」と話している。
越智さんのホームページは主な検索サイトで「赤穂においでよ」のキーワードでヒットする。URLはhttp://www.ab.auone-net.jp/~tadeho48/
<前の記事 |
関連サイト:
■赤穂においでよ!
掲載紙面(PDF):
2011年5月14日(1943号) 1面 (9,664,848byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
周世最終処分場の「閉鎖」市が撤回 新路線の運行開始控え、バスの乗り方教室 [ 社会 ] 2024年03月22日新小1年生にランドセルカバー寄贈 交通安全協会 「桜でいっぱいの山に」宝珠山で植樹活動 美化センター焼却炉 予定外の稼働中止 [ 社会 ] 2024年03月16日病院事業管理者に高原秀典氏任命へ [ 社会 ] 2024年03月16日香りでも楽しめる「春めき桜」植樹 [ 社会 ] 2024年03月12日住居侵入の消防係長 停職6か月の懲戒処分 市民病院経営強化プラン 失敗した場合の責任「市長にある」 [ 社会 ] 2024年03月07日患者と家族の拠り所 月例の「がんサロン赤穂」 田中康湧プロが五段に 若手棋戦で優勝も [ 社会 ] 2024年02月29日下水道使用料 2009年度以来の値上げへ改定率協議 市民病院の経営形態「変更の可能性ある」副市長が言及 [ 社会 ] 2024年02月24日雄鷹台山に登山ルート看板 [ 社会 ] 2024年02月22日「産廃処分場建設反対」住民団体がアピール行進 [ 社会 ] 2024年02月21日
コメントを書く