火災警報器、6月から義務化
2011年05月21日
家屋の断面模型を使って火災警報器の設置場所を説明する消防署員
総務省消防庁がまとめた「消防白書」によると、住宅火災による年間死者数は平成17年がピークで1220人。うち63%が「逃げ遅れ」だった。火災警報器の設置は翌18年6月、新築住宅に限り義務化され、死者数は年々減少。19年からの3年間に全国で発生した住宅失火約4万4000件について同庁が調べたところ、火災警報器を設置していた家屋は設置していない場合に比べて死者、焼失面積、損害額がおおむね半減していたことがわかった。
火災警報器を設置しなければならないのは、寝室と階段で、「煙式(光電式)」の設置が義務付けられている。台所に適した「熱式(定温式)」、音だけでなく光でも知らせるタイプや一基が感知すれば他の警報器も鳴動する「連動式」もあり、電器店、ガス事業者、ホームセンターなどで販売している。
なお、火災警報器を法外な値段で販売したり、「消防署」を名乗って無理矢理売り付けたりする悪質な訪問販売が全国各地で発生しており、市消防本部は「消防署員が販売、斡旋することは絶対にないので、だまされないで」と注意を呼びかけている。
住宅用火災警報器について詳しく知りたいときは市消防本部予防係(TEL43・6882)まで問い合わせればよい。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2011年5月21日(1944号) 4面 (7,210,438byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
給食パン金属片混入 教育長「初期対応に課題」 文化とみどり財団新理事長に藤池俊氏 [ 社会 ] 2022年06月09日通算入館者数30万人達成 旧坂越浦会所 赤穂管内居住の新規陽性者7人(6月8日) [ 社会 ] 2022年06月08日《市民病院医療事故多発》ガバナンス検証委が初会合 [ 社会 ] 2022年06月07日赤穂管内居住の新規陽性者11人(6月7日) [ 社会 ] 2022年06月07日赤穂管内居住の新規陽性者5人(6月6日) [ 社会 ] 2022年06月06日赤穂管内居住の新規陽性者10人(6月5日) [ 社会 ] 2022年06月05日赤穂管内居住の新規陽性者8人(6月4日) [ 社会 ] 2022年06月04日《市民病院医療事故多発》検証報告に虚偽記載「科内で合議」 [ 社会 ] 2022年06月04日《市民病院医療事故多発》別の手術でもドリルで脊髄損傷「ありえない操作」病院は過誤否定 [ 社会 ] 2022年06月04日赤穂管内居住の新規陽性者9人(6月3日) [ 社会 ] 2022年06月03日《市民病院医療事故多発》外部検証 実は3件のみ 他5件は「身内」判断 [ 社会 ] 2022年06月03日《市民病院医療事故多発》医療過誤事案 警察に届けず [ 社会 ] 2022年06月02日赤穂管内居住の新規陽性者22人(6月2日) [ 社会 ] 2022年06月02日
コメント
1 0
投稿:Kakyo 2011年05月23日コメントを書く