農村舞台復活へ背景画制作
2011年08月29日
原小学校児童が中心となって描いた農村舞台の背景画
市教委が地元の古老から聞き取りした話によると、舞台は昭和21年築。30年代後半まで秋祭りの度に芝居や浪曲が上演されたが、その後使われなくなった。今年4月、「地域に残る歴史文化遺産として継承しよう」と地域住民による復活保存実行委員会(室井伊佐夫代表)が発足。7月には市内建築士らでつくる「赤穂まちづくり研究会」(山本建志代表)の協力で老朽化した舞台を修繕した。
背景画の制作作業には原小の全校児童63人をはじめ保護者、関係者ら約150人が参加した。図案は有年横尾の高校2年生、山本一夫君(16)が古墳後期の原風景を想定して作画。カーボン紙で書き写した線画に沿って子どもたちが水性絵の具で着色した。
古墳や集落のほか古代人の姿も。馬の埴輪を描いた6年生の森口桃佳さん(12)は「隣のパネルと色が同じになるように気をつけました。みんなの気持ちが一枚になってうれしい」と話していた。
<前の記事 |
【特別寄稿】山鹿素行のこと(下) [ 文化・歴史 ] 2009年09月19日第55回一陽展に赤穂から3人 [ 文化・歴史 ] 2009年09月19日連作版画で描く親鸞聖人の一生 [ 文化・歴史 ] 2009年09月18日季節の草花を鉢植えで展示 [ 文化・歴史 ] 2009年09月18日電化50周年を写真で回顧 [ 文化・歴史 ] 2009年09月14日第16回市民ふれあい囲碁大会の結果 [ 文化・歴史 ] 2009年09月14日千種の苑で秋の作品展 【特別寄稿】山鹿素行のこと(上) [ 文化・歴史 ] 2009年09月12日“義士の師”を顕彰 山鹿素行全国フォーラム 19日に絵マップ公開審査会 60年ぶり船だんじり 児童らが背景画復元 坂越の風景描いた水彩画展 [ 文化・歴史 ] 2009年09月04日過去から現代へ受け継がれる赤穂緞通を特集 [ 文化・歴史 ] 2009年09月03日「赤穂の民俗」在庫切れ巻をネットで公開 [ 文化・歴史 ] 2009年09月01日浴衣着て謡と仕舞の発表会
コメントを書く