農村舞台復活へ背景画制作
2011年08月29日
原小学校児童が中心となって描いた農村舞台の背景画
市教委が地元の古老から聞き取りした話によると、舞台は昭和21年築。30年代後半まで秋祭りの度に芝居や浪曲が上演されたが、その後使われなくなった。今年4月、「地域に残る歴史文化遺産として継承しよう」と地域住民による復活保存実行委員会(室井伊佐夫代表)が発足。7月には市内建築士らでつくる「赤穂まちづくり研究会」(山本建志代表)の協力で老朽化した舞台を修繕した。
背景画の制作作業には原小の全校児童63人をはじめ保護者、関係者ら約150人が参加した。図案は有年横尾の高校2年生、山本一夫君(16)が古墳後期の原風景を想定して作画。カーボン紙で書き写した線画に沿って子どもたちが水性絵の具で着色した。
古墳や集落のほか古代人の姿も。馬の埴輪を描いた6年生の森口桃佳さん(12)は「隣のパネルと色が同じになるように気をつけました。みんなの気持ちが一枚になってうれしい」と話していた。
<前の記事 |
34年ぶり外壁塗装修理 民俗資料館 [ 文化・歴史 ] 2016年11月12日一攫千金の夢昔も 江戸時代の富くじ箱 [ 文化・歴史 ] 2016年11月10日赤穂出身ピアニストが演奏披露 古出石焼のコレクター展 [ 文化・歴史 ] 2016年11月05日歴史と文学講座「渡来文化と秦氏」 白いチョークの会 第41回会員展 [ 文化・歴史 ] 2016年11月01日歴史文化基本構想策定へ初会合 [ 文化・歴史 ] 2016年10月31日市文化・スポーツ賞 6団体31人受賞 合唱団最高齢の炭田富子さん「元気に本番へ」 [ 文化・歴史 ] 2016年10月29日典雅で優美「薩摩焼 沈壽官展」 [ 文化・歴史 ] 2016年10月28日第55回赤穂市民文化祭 短歌・俳句入賞者 [ 文化・歴史 ] 2016年10月25日「欠伸」「隠す」など題に川柳大会 [ 文化・歴史 ] 2016年10月24日紅葉や彼岸花など「秋」テーマに写真展 [ 文化・歴史 ] 2016年10月23日山鹿素行 赤穂配流350年で講演会 [ 文化・歴史 ] 2016年10月22日留学先から帰国して公演 [ 文化・歴史 ] 2016年10月22日
コメントを書く