津波避難訓練に360人参加
2011年11月20日
新町地区で行われた津波避難訓練
「地域の防災意識を高めよう」と新町自治会(三宅健会長、385世帯)が実施。「マグニチュード8・4の南海地震で約2時間後に高さ4メートルの津波が赤穂市に到達」との想定で午前8時に訓練をスタートした。
消防団が車両スピーカーで避難準備を呼びかけ、各組の班長が世帯台帳を基に人数をチェック。9時半までに全9組が避難を完了した。
先頃、県が発表した「津波被害警戒区域図」によると、南海トラフでM9・0の地震が発生した場合、赤穂市には110〜120分後に高さ3・86メートルの津波が襲来すると予測。同自治会のエリア全体が警戒区域に含まれている。地区内に高層の建築物は少なく、7階建て鉄筋コンクリート造の赤穂中央病院が緊急避難場所に指定されている。
今年5月まで宮城県栗原市に居住し、東日本大震災で震度7の揺れに遭ったという長池町の主婦、佐藤麻子さん(32)は子ども2人を連れて参加。「避難経路を確認できてよかったです」と安心した様子だった。
三宅会長(71)は「介護が必要な方をどのように避難させるかなど課題は多い。訓練で気付いたことを洗い出し、今後に役立てたい」と話していた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2011年11月26日(1968号) 3面 (10,468,551byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
不審者情報メールに新システム 介護保険料の基準月額750円増へ [ 社会 ] 2015年02月20日七重塔を平和と安らぎのシンボルに [ 社会 ] 2015年02月20日西有年の産廃処分場計画地を視察 [ 社会 ] 2015年02月19日安兵衛のふるさとでカキ振る舞い [ 社会 ] 2015年02月19日インフル臨時休業(2月16日決定分) [ 社会 ] 2015年02月16日「恋人の聖地」に記念モニュメント [ 社会 ] 2015年02月15日伯鳳会グループが大規模災害訓練 [ 社会 ] 2015年02月15日関西福祉大、助産師学校に指定 [ 社会 ] 2015年02月14日ごはん絵手紙コンテストで知事賞 明石新市長が議会冒頭に就任挨拶 [ 社会 ] 2015年02月13日県議選立候補説明会、現職陣営のみ出席 [ 社会 ] 2015年02月10日「出来ることある」障害者にエール [ 社会 ] 2015年02月09日「産廃断固阻止」官民一丸で決起集会 [ 社会 ] 2015年02月07日県の専門家会議、次回は見解提出後 [ 社会 ] 2015年02月07日
コメントを書く