名誉市民の西山松之助さん死去
2012年01月16日
日本近世文化史の権威で赤穂市名誉市民の西山松之助さん=東京教育大(現筑波大)名誉教授=が8日、都内の病院で老衰のため亡くなった。99歳だった。
西山さんは明治45年、赤穂郡有年村東有年に生まれた。有年尋常高等小学校から姫路師範へ進み、東京文理科大で国史学を学んだ。卒業後は東京教育大教授などとして茶道、華道など伝統技芸の「家元制度」をテーマに研究。それまで未解明だった分野を「江戸学」として体系化した。「家元の研究」(校倉書房)「茶杓百選」(淡交社)など著書多数。
文化功労者を選考する審査会委員など要職を歴任。「赤穂市史」の続編として市が編さんしている「忠臣蔵」の文芸関係を執筆するなど中央と故郷の両方で文化振興に寄与した。昭和60年に勲三等旭日中綬章、平成4年に赤穂市で3人目の名誉市民に選ばれた。
掲載紙面(PDF):
2012年1月21日(1976号) 4面 (10,426,776byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
西山さんは明治45年、赤穂郡有年村東有年に生まれた。有年尋常高等小学校から姫路師範へ進み、東京文理科大で国史学を学んだ。卒業後は東京教育大教授などとして茶道、華道など伝統技芸の「家元制度」をテーマに研究。それまで未解明だった分野を「江戸学」として体系化した。「家元の研究」(校倉書房)「茶杓百選」(淡交社)など著書多数。
文化功労者を選考する審査会委員など要職を歴任。「赤穂市史」の続編として市が編さんしている「忠臣蔵」の文芸関係を執筆するなど中央と故郷の両方で文化振興に寄与した。昭和60年に勲三等旭日中綬章、平成4年に赤穂市で3人目の名誉市民に選ばれた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2012年1月21日(1976号) 4面 (10,426,776byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
「春の義士祭」もコロナで中止 販路開拓支援で上限50万円補助 24日にセミナー 4月から「紙ごみ」増え9種分別に 昼食準備困難の子育て世帯に食品無償提供 赤穂民報元社友 武村好郎さん死去 [ お知らせ ] 2020年03月03日新型コロナ拡大で各種イベント中止 元収入役の東南公雄さん死去 [ お知らせ ] 2020年02月25日日本珠算連盟 第128回段位試験昇段者 [ お知らせ ] 2020年02月23日日本商工会議所など 第218回珠算検定合格者 [ お知らせ ] 2020年02月23日日本珠算連盟 第245回暗算検定合格者 [ お知らせ ] 2020年02月23日歴史探訪の会 新入会員を募集 インフル臨時休業(2月18日決定分) [ お知らせ ] 2020年02月18日第130回赤穂ふれあい囲碁 [ お知らせ ] 2020年02月17日全国珠算学校連盟 第278回暗算検定合格者 [ お知らせ ] 2020年02月13日全国珠算学校連盟 第322回珠算検定合格者 [ お知らせ ] 2020年02月13日
コメントを書く