赤穂の観光マスコット「陣たくん」が５日、思いがけないお客さんと対面した。
　お相手は茨木市の小学４年生、赤穂仁太（あこう・じんた）君（１０）。先月中旬、母の恵理さん（４０）がインターネットで息子の名前を検索したところ、「陣たくん」のページを発見。「会いたい」という仁太君の希望をかなえようと、「陣たくん」が登場する「赤穂かきまつり」会場を父・仁志さん（４３）と親子３人で訪れた。
　２人の対面はイベントステージで実現。司会者が「赤穂仁太君です」と紹介すると、会場から驚きの声が上がった。互いに歩み寄って握手し、肩を組んで記念撮影した。
　「実物はイラストで見るよりもかわいかった」と仁太君。芸能界入りを目指して子役タレント事務所に登録しており、「僕も『陣たくん』に負けないぐらいの人気者になるようにがんばります」とにっこり微笑んだ。

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掲載紙面（PDF）：
2012年2月11日(1979号) 4面 (9,409,430byte)
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