「かき日本一」にノミネート
2012年03月31日
「自慢のカキで日本一」と意気込む鎌島宏文さん
農水省統計では、国内のカキ養殖の生産者団体は2900近く。決定戦は殻付きカキの市場発展などを目的に、日本オイスター協会の役員らで構成する実行委員会が主催する。同協会認定の有識者が安全性を認めた産地の中から、さらに全国の消費者アンケートで出場ブランドを絞り込んだ。
鎌島水産は坂越でいち早く30年ほど前から「活かし込み」と呼ばれる養殖法を導入。いかだから引き上げた殻付きカキを手作業で選別し、形のよいものだけをかごに入れて再び海で2週間育てる手法で、「身の肥えた、ぷりぷりのカキが収穫できる」という。「さこし忠臣蔵」は、その工程を3回以上繰り返す最高級品。殻を開けたときに身がこぼれそうなほどの粒の大きさ、海のおいしさが凝縮された濃厚な甘みが、「一度食べたら忘れられない」と評判だという。
決定戦には北海道厚岸、長崎県の五島列島など名だたる産地の逸品が集結。鎌島さんは「うちの自慢のカキが日本一になったら最高」と吉報を心待ちにしている。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2012年3月31日(1985号) 1面 (6,399,801byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
学校塀 市内3校で建築基準法不適合 [ 社会 ] 2018年06月26日赤穂JCが創立55周年 [ 社会 ] 2018年06月24日本に第2の人生 図書リサイクル [ 社会 ] 2018年06月23日正しい知識で安全安心な食品選ぼう [ 社会 ] 2018年06月22日食品衛生協会が功労者、優良施設など表彰 [ 社会 ] 2018年06月19日千種川縦走77キロ「山の学校」7人完歩 [ 社会 ] 2018年06月16日「千年に一度」大雨で20平方キロ浸水〜県想定 [ 社会 ] 2018年06月16日目標3万筆「産廃処分場反対」署名スタート [ 社会 ] 2018年06月16日赤穂LC 新会長に中野実史氏 [ 社会 ] 2018年06月15日赤穂RC 新会長に川島武志氏 [ 社会 ] 2018年06月15日《福浦産廃》「中止すべき」専門家が警鐘 [ 社会 ] 2018年06月14日災害時に役立てて 市へドローン寄贈 [ 社会 ] 2018年06月13日企業と合同で消防訓練 [ 社会 ] 2018年06月11日市医師会 新会長に中村隆彦氏 [ 社会 ] 2018年06月03日「県境へ犯人逃亡」広域配備を訓練 [ 社会 ] 2018年06月02日
コメントを書く