赤穂にフィルムコミッション発足
2008年06月02日
赤穂の魅力発信を目指して発足した「播州赤穂フィルムコミッション」役員のみなさん
フィルムコミッション(FC)は映画会社や広告代理店などにロケ地を斡旋し、必要に応じて撮影支援を行う非営利団体。平成12年に大阪で発足したのを皮切りに全国各地に飛び火し、今では約100団体が活動しているという。
FCを活用して撮影された映画やドラマは近年急増。作品が呼び水になって観光客が大幅に増加したロケ地もあり、観光振興の一手段としても注目されている。
そうした効果に目をつけた赤穂青年会議所(JC)が設立を提案。市や観光協会などの協力も取り付け、県下6番目の団体として誕生させた。
同日、加里屋まちづくり会館で行われた設立総会で規約と役員を全会一致で承認。主な観光商工団体の代表者と同会議所OBが名を連ね、顧問に豆田正明市長を迎えた。今後はホームページを活用した撮影誘致に取り掛かる一方、赤穂の四季をテーマにした公募写真展でロケ候補地の情報を集める予定だ。
すでに姫路の制作会社から撮影希望の打診があるなど順調な船出。初代会長に就任した赤穂JC理事長の矢野英樹さん(38)は「『脱・オンリー忠臣蔵』をテーマに自然、歴史、文化などまちにあふれている魅力を広くアピールし、私たち市民も再発見できれば」と思いを語った。
「全市的な運動に盛り上げたい」と企業協賛に加え、会員も募集中。個人会員については初年度会費を無料で受け付ける。
入会申込み、問合せは同会事務局Tel43・8299まで。役員は次のみなさん。敬称略。
▽会長=矢野英樹▽副会長=梅本邦夫▽事務局長=山本慎吾▽理事=大饗隆浩、坂本州隆、田淵新悟、頭巾喜和、西本章吾、備生康之、船曳敬二、溝端剛、牟禮宗弘、室井宏▽事務局専務=水野香保里▽監事=清水利康、中野実史▽顧問=豆田正明▽協力団体=赤穂市、赤穂観光協会、赤穂市漁業協同組合、赤穂青年会議所
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2008年6月7日(1798号) 1面 (7,822,197byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
倉敷で災害復旧支援 赤穂・相生から31人 [ 社会 ] 2018年07月22日緊急消防援助隊が活動終えて帰還 [ 社会 ] 2018年07月22日来年1月市長選「13日告示、20日投票」 [ 社会 ] 2018年07月20日上郡の住民団体「産廃処分場反対」署名を県へ提出 [ 社会 ] 2018年07月19日広島県へ緊急消防援助隊を派遣 [ 社会 ] 2018年07月14日木津水位計「はん濫危険水位」まで39センチ [ 社会 ] 2018年07月10日有年横尾で熊2頭出没 親子か [ 社会 ] 2018年07月09日「地元農家応援して」生産者ら直売イベント 「コールドロンが見える駅」横断幕でPR [ 社会 ] 2018年07月06日産廃処分場反対署名 中間集計で1万8848筆 [ 社会 ] 2018年07月05日海水浴場は16日にオープン [ 社会 ] 2018年07月03日市管理ブロック塀 33施設で基準不適合 [ 社会 ] 2018年06月30日ストーブ未設置校 今冬までに導入へ 産廃処分場計画阻止へ3地域タッグ [ 社会 ] 2018年06月28日市人口16年連続減も坂越地区のみ増加 [ 社会 ] 2018年06月28日
コメントを書く