品川リフ、赤穂第二工場を集約へ
2012年04月12日
岡山工場への移管計画が決まった品川リフラクトリーズ赤穂第二工場
現在赤穂地区には第一工場と第二工場を合わせて約120人の従業員がおり、今回の生産移管に伴い従業員の異動が行われる見通しだが、同社は「雇用には最大限配慮する。移管による人員削減は行わない」としている。
同社は平成21年10月、品川白煉瓦とJFE炉材が統合。赤穂工場と岡山工場で重複して生産していた品目について、いずれか一方へ固める体制改革に取り組んできた。今回発表された計画は「生産拠点見直しの最終ステップ」(同社)という。
計画では、「定形耐火物」を製造している第二工場の生産体制を平成26年3月までに岡山工場へ段階的にシフト。また、昨年からすでに実施している「不定形耐火物」の岡山工場から赤穂工場への移管をさらに進め、今後第一工場を不定形品専門の製造拠点として、より特化していく。移管後の土地(約5万平方メートル)、建物の活用方法については「今後の検討課題」としている。
同日、従業員と協力会社を集めて計画概要を説明した常務執行役員の箱根徹意工場長(60)は「愛着のある工場で働きたいという気持ちはよくわかる。会社の更なる発展を目指し、集約によって価格競争力と生産量を高めることで、みなさんの待遇を向上させることができる」と理解を求めた。
赤穂工場は昭和36年に第一工場が操業開始。10年後に第二工場が稼働を始めた。同社によれば、昭和50年代には計1000人を超える従業員が働いていた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2012年4月14日(1987号) 4面 (7,910,736byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
バスで巡る晩秋の赤穂 [ 商業・経済 ] 2009年11月10日ボートピア計画 開発業者が「断念」 塩味まんじゅうがアイスクリームに [ 商業・経済 ] 2009年11月03日商工会議所の無料相談会 “赤穂のゆるキャラ”義士ネコが切手に [ 商業・経済 ] 2009年10月29日赤穂ミカン 今年は豊作 [ 商業・経済 ] 2009年10月27日「播州赤穂塩ラーメン」にテレビ取材 [ 商業・経済 ] 2009年10月20日「塩ラーメン」を新名物に 組合旗揚げ [ 商業・経済 ] 2009年10月01日くらちゃん号 土日祝限定で年内継続 [ 商業・経済 ] 2009年10月01日商工会議所の無料相談会 「くらちゃん号」23日まで延長運行 [ 商業・経済 ] 2009年09月12日赤穂の景気、落込み続く [ 商業・経済 ] 2009年09月08日赤穂にぎわいづくり商人会 新会長に木村氏 [ 商業・経済 ] 2009年09月08日商工会議所の無料相談会 赤穂でロケの話題作、9月5日封切り [ 商業・経済 ] 2009年08月24日
コメント
0 0
投稿:gal 2012年04月12日コメントを書く