「自転車事故多発地区」の汚名返上に安全教室
2008年06月05日
高齢者が自転車マナーを学んだ交通安全教室
警察の調べによると、過去5年間に赤穂市内で発生した人身事故のうち自転車が関係したケースが2割超。その3件に1件は65歳以上の高齢者が絡む事故だった。
このため、県は今年度、重点的な事故防止対策を求めるモデル地区の一つに赤穂市を指定。市交通安全対策協議会が教室を企画した。
1回目だったこの日は市高齢者大学塩屋学院の53人が受講。公民館で交通ルール、自転車の点検方法などを学び、屋外で実技教習を行った。
信号機や標識を仮設したグランドを自分の自転車で走行。交通指導員から「左右をよく見て」「横断歩道を渡るときは自転車から降りて」など注意されながら安全な乗り方を学んだ。
ガソリン価格の高騰で自転車に乗る機会が増えたという塩屋の國谷義明さん(68)は「自転車に乗ったまま横断歩道を渡ってはいけないことを初めて知った」と勉強になった様子。「ルールを守って安全運転を心がけたい」と話していた。
同協議会は高齢者だけでなく、小学生を対象にした自転車交通安全教室も今後開催する予定にしている。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2008年6月7日(1798号) 3面 (7,822,197byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
県技能顕功賞 赤穂から2人受賞 [ 社会 ] 2019年11月28日「買い物弱者」に救い 移動スーパー開業へ 75歳以上の急発進抑制装置 市が上乗せ補助へ 「産廃処分場は『環境犯罪』SNSで発信を」 [ 社会 ] 2019年11月17日事故を『しない』、お先に『どう』ぞ [ 社会 ] 2019年11月15日浄専寺で報恩講落語会 [ 社会 ] 2019年11月11日《市公共工事贈収賄》検討委が初会合 中村文代さんに兵庫県社会賞 消費者活動で功績 [ 社会 ] 2019年11月06日「産廃反対市民の会」5周年記念講演会 世代問わず意見交流「教学サロン」 市民が考えた「2030年の赤穂」 [ 社会 ] 2019年10月30日「安心実現へ行動」大会宣言採択 [ 社会 ] 2019年10月28日《市公共工事贈収賄》個別聞き取り 全職員へ対象拡大 腹痛や吐き気 塩屋小で学級閉鎖 行政情報発信にLINE活用 [ 社会 ] 2019年10月21日
コメントを書く