介護支援に換金スタンプ
2012年06月09日
シニア世代の地域貢献と社会参加を促進しようと赤穂市は8月から、老人ホームやデイサービスセンターなどで奉仕活動を行った高齢者に換金可能なスタンプを付与する「介護支援ボランティア・ポイント制度」を導入する。65歳以上を対象にボランティア登録の受付をこのほど開始した。
要介護認定を受けていないことが条件で、必要な研修を受講した人にスタンプ帳を発行。食事の配膳補助、利用者の話し相手、慰問などの活動1時間当たり1個のスタンプが与えられる。集めたスタンプは1個につき100円に転換可。ただし、一日に受けられるスタンプ数は2個、交付額は年間5000円を上限とする。転換の申し出がなければ交付金は給付されない。
同様の取り組みを全国で初めて平成19年に始めた東京都稲城市では当初約300人だった登録ボランティアが488人まで増加。兵庫県内では姫路市、たつの市などが導入している。
「自分の活動実績が目に見えるので活動への意欲が高まる」と市。メリットの一方、「ボランティアは無償であるべき」などと制度への違和感を指摘する意見もあるが、「登録もポイント転換も強制ではなく、従来のボランティア活動を妨げるものではありません」と理解を求めている。
市から委託を受けた市社会福祉協議会が登録受け付け、ボランティアと施設のマッチングを行う。TEL42・1397。
掲載紙面(PDF):
2012年6月9日(1994号) 4面 (9,352,594byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
要介護認定を受けていないことが条件で、必要な研修を受講した人にスタンプ帳を発行。食事の配膳補助、利用者の話し相手、慰問などの活動1時間当たり1個のスタンプが与えられる。集めたスタンプは1個につき100円に転換可。ただし、一日に受けられるスタンプ数は2個、交付額は年間5000円を上限とする。転換の申し出がなければ交付金は給付されない。
同様の取り組みを全国で初めて平成19年に始めた東京都稲城市では当初約300人だった登録ボランティアが488人まで増加。兵庫県内では姫路市、たつの市などが導入している。
「自分の活動実績が目に見えるので活動への意欲が高まる」と市。メリットの一方、「ボランティアは無償であるべき」などと制度への違和感を指摘する意見もあるが、「登録もポイント転換も強制ではなく、従来のボランティア活動を妨げるものではありません」と理解を求めている。
市から委託を受けた市社会福祉協議会が登録受け付け、ボランティアと施設のマッチングを行う。TEL42・1397。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2012年6月9日(1994号) 4面 (9,352,594byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
商店街で「子育てほっと」気軽に 産廃反対市民の会 沖氏が会長就任へ [ 社会 ] 2018年05月21日《福浦産廃》遮水シート「耐用70年」撤回 [ 社会 ] 2018年05月20日千種川の水生生物 平均種類数が3年連続減 [ 社会 ] 2018年05月15日赤穂LC 記念式典で55周年祝う [ 社会 ] 2018年05月12日関福大でフォーラム 有森さん講演 [ 社会 ] 2018年05月12日消防本部アンケ「パワハラある」複数回答 [ 社会 ] 2018年05月12日播磨灘 マガキに続きアサリも規制解除 《西有年産廃》梨ヶ原自治会「同意書」公表せず [ 社会 ] 2018年04月29日平成30年春の叙勲(赤穂市関係分) [ 社会 ] 2018年04月29日寺田祐三さんら10人に自治功労者表彰 [ 社会 ] 2018年04月27日播磨灘の貝毒 規制値下回る マガキからは検出なし [ 社会 ] 2018年04月26日《西有年産廃》事前協議書提出 明石市長「誠に遺憾」 [ 社会 ] 2018年04月25日「地域ふれあいの会」委員を委嘱 [ ボランティア ] 2018年04月23日プロバスクラブ新会長に大島氏 [ 社会 ] 2018年04月23日
コメント
0 0
投稿:お言葉ですが・・・ 2012年06月09日コメントを書く