兵海カラフトが破産手続きへ
2008年06月17日
木津の清水工業団地に工場がある水産食料品メーカーの「兵海カラフト」(本社・加古川市)が16日、破産手続き開始の申し立てを決定したことがわかった。
関係者によれば、同日に事業を停止。従業員に会社の考えを説明し、離職手続きを求めたという。
昆布やワカメの加工販売を行ってきた同社は慶応元年創業。昭和24年に法人化し、平成5年9月に赤穂工場を稼動。14年7月期には年間売上高約16億7000万円を計上していたが、赤穂工場建設による借入金負担が資金繰りを圧迫した一方、主原料の原藻相場が高騰して収益悪化したことが響いたとみられる。負債総額は約20億円。
赤穂工場では社員、パート含めて約80人が働いていた。従業員の一人は「寝耳に水。会社がそんな状態だったとは知らなかった」と困惑していた。
掲載紙面(PDF):
2008年6月21日(1800号) 1面 (7,646,225byte)
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関係者によれば、同日に事業を停止。従業員に会社の考えを説明し、離職手続きを求めたという。
昆布やワカメの加工販売を行ってきた同社は慶応元年創業。昭和24年に法人化し、平成5年9月に赤穂工場を稼動。14年7月期には年間売上高約16億7000万円を計上していたが、赤穂工場建設による借入金負担が資金繰りを圧迫した一方、主原料の原藻相場が高騰して収益悪化したことが響いたとみられる。負債総額は約20億円。
赤穂工場では社員、パート含めて約80人が働いていた。従業員の一人は「寝耳に水。会社がそんな状態だったとは知らなかった」と困惑していた。
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投稿:加島 清 2010年04月06日コメントを書く