アマ作詞家が念願CDリリース
2012年12月01日
「義士の妻」で念願のCDをリリースした宮永古樹さん
宮永さんは若いころから詞を書くのが趣味で、本業の左官業のかたわら作詞専門誌にしばしば投稿してきた。「義士の妻」は20年以上前から構想を温め、7年ほど前に書き上げた自信作。目に留めた作曲家の町井氏が無償で曲を付けた。慎重に歌い手を選考し、「牛窓音頭」「葛野音頭」など“ご当地ソング”の歌手、かわたり京子さんに依頼した。
「面影揺れて涙呼ぶ 四十七士の赤穂城」で始まる歌詞は3番まである。本懐を遂げて帰らぬ人となった夫を偲ぶ妻の哀愁を雨に濡れる花になぞらえて表している。CDを聴いた人からは「女心の切なさが伝わってきた」「詞と曲がよく合っている」などと好評という。
「時間はかかったが、納得の一枚が出来た」と宮永さん。すでに次回作の構想も固まっているといい、「作詞は何歳になっても出来る−」と情熱はますます強まっている。
CD『義士の妻』は1枚1200円(カラオケ、他1曲)。イオン赤穂店2階の音楽ショップ(TEL46・5815)で販売している。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2012年12月1日(2016号) 4面 (8,304,197byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
庭のタンポポ摘んだの誰!? 意外な「犯人」とは [ 街ネタ ] 2023年10月20日住民栽培のフジバカマ開花 “旅蝶”アサギマダラも飛来 [ 街ネタ ] 2023年10月07日学生らが空き家活用 夏季限定かき氷店 猛暑に負けず育って カルガモの9つ子 [ 街ネタ ] 2023年08月03日さよなら「117系」最終便に鉄道ファン [ 街ネタ ] 2023年07月26日用水路にカピバラ!? その正体は… [ 街ネタ ] 2023年07月01日宮司が文字を一本一本墨書「祓うちわ」 [ 街ネタ ] 2023年06月24日「高雄の宝」希少植物ハマウツボを観察 階段転落で大けが「看護師の卵」たちが救護 [ 街ネタ ] 2023年05月13日31年前に埋めたタイムカプセル 14日に開封 尾崎小 [ 街ネタ ] 2023年05月02日我が子背負って日課の登山 珍しい一茎二花のセツブンソウ [ 街ネタ ] 2023年03月03日「歌う職人」賞金100万円に挑戦 板屋町の宮本優哉さん [ 街ネタ ] 2023年02月23日旬彩蔵にシャッターアート 赤穂高美術部がカラフルに オブジェや小物など「ウサギまみれ展」 [ 街ネタ ] 2023年01月17日
コメントを書く