昭和の面影残す駄菓子屋さん
2013年01月01日
土手愛一郎さんが描いた御崎・東海地区の駄菓子屋
店先にはカラフルなアメ玉が入った広口びんがずらり。奥の棚にたくさんの招き猫が並び、大きな狸の置物がどっしり構えた店の情景は「昭和」の雰囲気だが、「実際に赤穂にある店を描いた絵」(土手さん)だという。
若いころから絵が趣味の土手さんは昨年11月、生家のある御崎・東海地区へ写生に出かけた。近所に駄菓子屋があったことを思い出し、「まだやってるのかなあ」と数十年ぶりに立ち寄ってみた。
表のガラス戸を開けると、そこは子どものときに見たのとほぼ同じ空間。店番に座っている店主の西田保美さん(81)の姿も先代のヨシノさんに重なって見えた。「タイムスリップしたような感覚」を残そうと絵筆をとった。
土手さんが店を訪れていた間も、母親に連れられた幼子が楽しそうにお菓子を選んでいたという。「時代は変わっても、このお店は地域の子どもたちに愛されていると感じました」。土手さんの絵からも、店の持つ温かくて、やさしい雰囲気がじんわり伝わってくる。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2013年1月1日(2020号) 4面 (5,300,609byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
重さ約200キロの「カボチャのお化け」 [ 街ネタ ] 2023年10月21日庭のタンポポ摘んだの誰!? 意外な「犯人」とは [ 街ネタ ] 2023年10月20日住民栽培のフジバカマ開花 “旅蝶”アサギマダラも飛来 [ 街ネタ ] 2023年10月07日学生らが空き家活用 夏季限定かき氷店 猛暑に負けず育って カルガモの9つ子 [ 街ネタ ] 2023年08月03日さよなら「117系」最終便に鉄道ファン [ 街ネタ ] 2023年07月26日用水路にカピバラ!? その正体は… [ 街ネタ ] 2023年07月01日宮司が文字を一本一本墨書「祓うちわ」 [ 街ネタ ] 2023年06月24日「高雄の宝」希少植物ハマウツボを観察 階段転落で大けが「看護師の卵」たちが救護 [ 街ネタ ] 2023年05月13日31年前に埋めたタイムカプセル 14日に開封 尾崎小 [ 街ネタ ] 2023年05月02日我が子背負って日課の登山 珍しい一茎二花のセツブンソウ [ 街ネタ ] 2023年03月03日「歌う職人」賞金100万円に挑戦 板屋町の宮本優哉さん [ 街ネタ ] 2023年02月23日旬彩蔵にシャッターアート 赤穂高美術部がカラフルに
コメント
やりたい 夢です
こつこつ 貯金してます
是非
行ってみたい お店です。
0 0
投稿:じじちゃん&だんちゃん 2013年01月27日0 0
投稿:東京在住ジモピー 2013年01月02日コメントを書く