義士との関わり描いた紙芝居
2013年02月05日
赤穂義士と松山藩の関わりを描いた紙芝居を読み上げる永井信子さん
伊予松山藩を治めた松平家は討ち入り後の浪士を預かった4家の一つ。大石主税、堀部安兵衛ら10人が江戸中屋敷で切腹した。同市末広町の興聖寺には大高源五、木村岡右衛門の供養墓があり、毎年12月14日に「松山義士祭」が行われている。
紙芝居は同祭が戦後に再開してから今年で50回目を迎えるのにちなみ、「浪士と松山の関わりをもっと知ってもらいたい」(近藤辰雄・実行委員会長)と制作した。本懐を遂げた浪士たちを同藩が手厚く処遇したことや、介錯人の宮原久太夫が供養墓を建てたことなど15場面を描いた。
昨年の「松山義士祭」でお披露目し、市外では今回が初めて。前日3日には「赤穂かきまつり」のステージでも上演した。近藤会長(72)は「義士のお膝元で上演でき、感慨深い」。紙芝居は今後、松山市内の中学校でも上演予定で、弁士を務めた永井さんは「若い世代にも伝えていきたいです」と話していた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2013年2月9日(2026号) 4面 (14,397,826byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 文化・歴史 ]
古民具を別の用具にリメイク [ 文化・歴史 ] 2015年11月20日市吹奏楽団10回目定演へ練習佳境 「忠臣蔵の本質死守した」紀里谷監督インタビュー [ 文化・歴史 ] 2015年11月16日赤穂吟詠会の創立55周年大会 広重が描いた忠臣蔵版画展 [ 文化・歴史 ] 2015年11月14日大山描く室井澄さんへ地元が感謝状 [ 文化・歴史 ] 2015年11月13日来年の干支にちなんだ申の木目込み [ 文化・歴史 ] 2015年11月12日1年後ステージ目指し合唱団発足 [ 文化・歴史 ] 2015年11月12日赤穂八幡宮獅子舞が会場魅了 [ 文化・歴史 ] 2015年11月11日尺八と琴の演奏発表会 「トリノコ」に使う神米収穫 四季の叙情歌 調和体書作展 [ 文化・歴史 ] 2015年11月04日文武両道の鑑、故木山正規さんを偲ぶ 昭和40年以前の風景や町並み 写真公募 日展の書部門で2人入選 [ 文化・歴史 ] 2015年10月30日
コメントを書く