絵マップ全国展で審査員特別賞
2013年02月07日
審査員特別賞を受賞した=右から=田中愛乃さん、小國伶君、大塚怜奈さん
受賞作は「〜6000年の時を越え〜地図でたどる赤穂の歴史」のタイトルで畳1枚ほどの大きさ。オリジナルキャラクター「有年タロー」「坂コッチ」「赤ッコチャン」が▽原始・古墳▽飛鳥・奈良・平安▽江戸の各時代へタイムスリップし、時代に伴うまちの発展をひもとく構成になっている。
3つの時代の赤穂の地図を並べ、千種川デルタによって陸地が拡大した様子を表現。を多くの古墳が点在する有年、秦河勝ゆかりの坂越、城下町として発展した加里屋の3地区にスポットを当て、拡大地図を載せた。「初めて赤穂郡の地名が現れる(744)」「羽柴秀吉が加里屋に新土手を築かせる(1582)」など主な出来事を年表にし、東有年沖田遺跡や旧坂越浦会所といった史跡も紹介。「足を運んで、自分の目と耳で調べる」(大塚さん)とのポリシーでインターネットには一切頼らず、人や史跡、文献に直接当たる調査方法で情報を集めたという。
幼なじみで仲良しの3人は小4から「あこう絵マップコンクール」に共同で応募し、過去2回も入賞。今回は地区ごとに解説書きの背景を色分けするなどカラフルで見やすい工夫を凝らして最優秀賞に選ばれ、全国優秀作品展に初めて推薦された。全国表彰は応募総数4889点のうちのわずか6点。小國君は「目が点になるほどびっくりした」と受賞の喜びを話した。
「教科書に載っていないことを調べるのが楽しかった」と3人。リーダーの田中さんは「調べれば調べるほど、赤穂が好きになった」と笑みがこぼれた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2013年2月9日(2026号) 1面 (14,397,826byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
赤穂西中吹奏楽部 関西大会も金賞 [ 文化・歴史 ] 2019年08月19日2019赤穂市美術展 5部門で作品募集 自由な発想でオリジナル絵本手作り [ 子供 ] 2019年08月15日親子一緒に料理チャレンジ [ 子供 ] 2019年08月13日楽しく歌って10周年「唱歌の学校」赤穂分校 [ 文化・歴史 ] 2019年08月10日山鹿素行のお話(5)素行先生による武士道等の教え(その一) [ 文化・歴史 ] 2019年08月10日赤穂西中吹奏楽部が創部初の県金賞 関西大会へ [ 文化・歴史 ] 2019年08月09日坂越の風景など描いたパステルと油彩展 [ 文化・歴史 ] 2019年08月07日山鹿素行のお話(4)浅野長直公による赤穂藩での厚遇 [ 文化・歴史 ] 2019年08月03日「歴史作る」目標は創部初の県金賞 [ 文化・歴史 ] 2019年07月31日「いつも利用する駅」地元住民が清掃奉仕 山鹿素行のお話(3)素行先生、文武両道の研鑽 [ 文化・歴史 ] 2019年07月27日「坂越のまち並みを創る会」に助成金 田辺眞人氏の歴史発見講座 先着50人募集 赤穂のまちの絵マップ募集
コメントを書く