版画の全国展で2年連続入選
2008年07月01日
入選作を手に笑顔の竹田忍さん。手前にあるのは版木
入選作は「播州赤穂の秋祭り(屋台)」。地元・塩屋の屋台を男衆らが力強く差し上げている情景を表現した多色刷り(縦42センチ、横52センチ)。10版23色の力作だ。
昨年の同展後、「祭りをテーマに彫ってみたい」と市内各地の祭りを取材。塩屋秋祭りと坂越船祭りの2点を制作して応募したところ、前者が入選した。
定年退職後に版画を始めた竹田さんは昨年初めてコンクールに応募。今回は、「できるだけ祭りのスケールの大きさを表現したい」と、自己最大の作品サイズに挑戦した。
紙が大きい分、乾燥縮みによる版ズレに手を焼いたが、「彫り、刷りとも今の自分としては精一杯の作品」と納得の一作となった。
展示会場で審査員の一人から作品をよりよくするための助言を受けることができ、「また版画の奥深さ、おもしろさを知ることができた。次は獅子舞を彫ってみたい」と創作意欲を高めていた。
主催者によると、一般の応募総数は398点。入選は175点だった。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2008年7月5日(1802号) 4面 (7,773,040byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
夏祭り奉献俳句を公募 塩屋荒神社 4年がかりで亡母の遺句集 [ 文化・歴史 ] 2016年06月04日8月に泉岳寺など義士史跡探訪ツアー 若狭野浅野家の旧札座で保存運動 [ 文化・歴史 ] 2016年06月03日赤穂ゆかりの画家が描いた「60年前」 [ 文化・歴史 ] 2016年05月25日食文化発信「天塩スタジオ」オープン 東浜町に緞通工房 製作工程見学可 [ 文化・歴史 ] 2016年05月20日繊細華麗な装飾の洋風陶磁器展 [ 文化・歴史 ] 2016年05月20日赤穂美術協会 20日から第36回展 [ 文化・歴史 ] 2016年05月20日赤穂の夜景を題材に写真展 [ 文化・歴史 ] 2016年05月18日古民家再生して「ビートルズ・サロン」 赤穂民報主催・第25回習字紙上展の作品募集 赤穂緞通で伝統工芸近畿展に初入選 [ 文化・歴史 ] 2016年04月30日「北前船寄港地」でまちおこし [ 文化・歴史 ] 2016年04月16日22日から赤穂書道会展 [ 文化・歴史 ] 2016年04月16日
コメントを書く