大切にしたい「高雄の宝物」
2013年05月18日
絶滅危惧種のハマウツボを見学した観察会
ハマウツボはカワラヨモギに寄生する一年草。県内では高雄の他に成ヶ島(洲本市由良町)にしか自生しておらず、兵庫県レッドデータブックAランクの絶滅危惧種に指定されている。
同河川敷では平成15年に「ひょうご森のインストラクター」の堀田品子さん(63)=北野中=が発見。その翌年に地元住民らが「高雄地区水辺づくり協議会」を立ち上げ、約5000平方メートルを保全地として整備した。宿主となるカワラヨモギと併せて保護し、花が咲く毎年5月に観察会を開いている。
観察会では環境教育の一環として代々保護活動を受け継いでいる高雄小6年生児童がこれまでの経緯、年間計画などを模造紙にまとめて発表。堀田さんの案内で保全地を散策した。生態研究のために校内の花壇へ移植する数株を掘り起こし、ハマウツボとカワラヨモギの根がつながっている様子も観察した。
初めて観察会に参加したという4年生の尾崎舜君(9)は「本当に根っこがつながっていて、びっくりした。『高雄の宝物』なので大切にしたいと思います」と話していた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2013年5月25日(2039号) 4面 (9,376,959byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
赤穂健福事務所管内で1人感染 [ 社会 ] 2021年01月17日赤穂健福事務所管内で1人感染 [ 社会 ] 2021年01月16日全国絵マップコンで文科大臣賞 《市議選2021》団体職員の深町直也さん 立候補表明 [ 社会 ] 2021年01月16日
赤穂健福管内のコロナ陽性 7割が50代以下 [ 社会 ] 2021年01月16日共産現職の川本孝明さん 今期限り引退 [ 社会 ] 2021年01月16日赤穂健福事務所管内で1人感染 [ 社会 ] 2021年01月15日初勝利目指しミニバス県大会へ 市公共施設も原則20時まで [ 社会 ] 2021年01月14日赤穂健福事務所管内で2人感染 [ 社会 ] 2021年01月14日市長メッセージ「全市一丸で難局乗り越える」 赤穂健福事務所管内で1人感染 [ 社会 ] 2021年01月13日赤穂健福事務所管内で1人感染 [ 社会 ] 2021年01月12日「ピンチをチャンスに」成人祝賀式 [ 社会 ] 2021年01月10日
デマンドタクシー 4月から乗降場所8か所に [ 社会 ] 2021年01月10日
コメントを書く