大切にしたい「高雄の宝物」
2013年05月18日
絶滅危惧種のハマウツボを見学した観察会
ハマウツボはカワラヨモギに寄生する一年草。県内では高雄の他に成ヶ島(洲本市由良町)にしか自生しておらず、兵庫県レッドデータブックAランクの絶滅危惧種に指定されている。
同河川敷では平成15年に「ひょうご森のインストラクター」の堀田品子さん(63)=北野中=が発見。その翌年に地元住民らが「高雄地区水辺づくり協議会」を立ち上げ、約5000平方メートルを保全地として整備した。宿主となるカワラヨモギと併せて保護し、花が咲く毎年5月に観察会を開いている。
観察会では環境教育の一環として代々保護活動を受け継いでいる高雄小6年生児童がこれまでの経緯、年間計画などを模造紙にまとめて発表。堀田さんの案内で保全地を散策した。生態研究のために校内の花壇へ移植する数株を掘り起こし、ハマウツボとカワラヨモギの根がつながっている様子も観察した。
初めて観察会に参加したという4年生の尾崎舜君(9)は「本当に根っこがつながっていて、びっくりした。『高雄の宝物』なので大切にしたいと思います」と話していた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2013年5月25日(2039号) 4面 (9,376,959byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
赤穂青年会議所 12月末で解散 60年の歴史に幕 [ 社会 ] 2023年12月02日義士祭奉賛学童書道展が開幕 3日まで まち歩き楽しみながら歴史クイズに挑戦 12月1日に「はくほう会病院」を統合 赤穂中央病院 [ 社会 ] 2023年11月28日公共バス路線再編案 千鳥、大津など追加 有年・上郡線は休止へ 元市民病院脳外科医が科長と前院長、赤穂市を相手取り提訴 [ 社会 ] 2023年11月25日アフタースクール保育料 春・冬休みのみ利用は減額 「日没後に大地震」松原町で防災避難訓練 [ 社会 ] 2023年11月12日第44回市少女バレー発足記念大会 海を隔てる柵撤去へ 県が赤穂海浜公園の再整備計画 [ 社会 ] 2023年11月11日赤穂民報主催・第40回習字紙上展の出品規定 治安に顕著な貢献 2署員に「赤穂の警察官賞」 [ 社会 ] 2023年11月10日150周年祝い母校にテント寄贈 [ 社会 ] 2023年10月31日子どもたちが乗馬や餌やり体験=赤穂西小 [ 子供 ] 2023年10月25日絵マップコンクール「ありがとう作品展示会」
コメントを書く