「開かずの水門」初めてオープン
2013年06月24日
昭和57年に整備されてから初めて開かれた加里屋川放水路の水門
放水路は昭和51年の台風17号水害を契機に「激甚災害対策特別緊急事業」として整備。平時は千種川からの海水が逆流しないように合流部の水門を閉鎖し、洪水時は上流からの水をポンプで強制排水している。
県光都土木事務所によると、水門を開けると沿川の井戸で水位が一時的に低下する影響が出ることもあり、「竣工以来、点検や修繕以外では水門を開けたことが一度もなかった」という。水路に堆積した土砂の悪臭や水草の除去の要望が住民から寄せられ、水門を開ける準備として今年3月から5月にかけて浚せつを行った。
放水路の浄化を目的にした水門のオープンは地元自治会、漁協などの協力を得て実施。引き潮に合わせて職員が排水機場の操作室でボタンを押すと、ガタンという音とともに遮へい板が上がり、すき間から水が勢いよく流れ出た。
2時間半で約2万トンの水を流下させ、ゲートの開き具合による千種川の水位、流速の変化についてデータを収集した。同土木事務所は「安全面も確認できたので、水門の開閉を活用した維持管理に努めたい」と話している。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2013年6月29日(2043号) 3面 (8,775,378byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
市民病院 救急受け入れ12日ぶり再開 [ 社会 ] 2022年02月15日赤穂管内居住の新規陽性37人(2月15日) [ 社会 ] 2022年02月15日牟礼正稔市長が赤穂民報の記事に抗議 赤穂管内居住の新規陽性35人(2月14日) [ 社会 ] 2022年02月14日赤穂管内居住の新規陽性45人(2月13日) [ 社会 ] 2022年02月13日赤穂管内居住の新規陽性25人 新たに医療機関でクラスター(2月12日) [ 社会 ] 2022年02月12日《市民病院医療事故多発》内部検証の正当性に疑義 関係者証言から見える経営検討委の裏側 ストレスチェック 不実施なのに「実施」 [ 社会 ] 2022年02月12日「心残りないお別れを」納棺師の中山泉さん [ 社会 ] 2022年02月12日赤穂管内居住の新規陽性51人(2月11日) [ 社会 ] 2022年02月11日赤穂管内居住の新規陽性49人(2月10日) [ 社会 ] 2022年02月10日故障のJアラート 4日ぶりに復旧 [ 社会 ] 2022年02月09日牟礼市長 濃厚接触で11日まで自宅待機 検査は陰性 [ 社会 ] 2022年02月09日「高齢者守ることに重点を」コロナ対策で提言 [ 社会 ] 2022年02月09日
コメントを書く