海保巡視艇で沿岸視察
2013年07月09日
姫路海上保安部の巡視艇「ぬのびき」の艦橋から沿岸を視察する豆田正明市長ら市幹部
東日本大震災では、臨海コンビナート火災の消火、港湾と航路をふさいだ瓦礫の撤去など海からの災害対応の重要性がクローズアップ。合同視察は自治体と連携して防災対策を進めようと同保安部が市に呼び掛けた。管内では姫路、たつのに続いて3市目。
加里屋の赤穂港で巡視艇「ぬのびき」(橋本康之船長、乗組員10人、125トン)に乗り込み、坂越沖と西浜沖を折り返す約13マイル(約21キロ)を1時間半ほどかけて巡航。海図と照合しながら防潮堤や岸壁を確認した。
貯蔵量18万6000キロリットルのオイルタンクを保有する関西電力赤穂発電所、最大1000トンの重油タンカーを係留できる住友大阪セメント赤穂工場なども海側から視察。沖合いでは4門ある放水銃のデモンストレーションも行い、毎分16万8000リットルの放水能力を披露した。
「現場を知ることは、災害対策を考える上で大変参考になる」と豆田正明市長。今年11月に市が主催する防災訓練にも同保安部が参加する予定で、平野勝則・市危機管理担当課長(51)は「今後も連絡を密にして体制を整えたい」と話した。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2013年7月13日(2045号) 1面 (8,752,687byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
唐船海水浴場は今夏も閉鎖 [ 社会 ] 2013年03月26日市議選告示、舌戦スタート [ 社会 ] 2013年03月24日千種川の生物調査記録が40集に 洪水対策で千種川の河床掘削 [ 社会 ] 2013年03月22日大津地区が独自で防災地図 [ 社会 ] 2013年03月20日住民参加で芝生の公園づくり [ 社会 ] 2013年03月20日「声を聴く会」13人が参加表明 [ 社会 ] 2013年03月18日ボランティア協会が30周年 警察業務支援功績に感謝状 [ 社会 ] 2013年03月18日中学校でいじめ、相談で見抜けず 暴力団排除へ警察と合意書 [ 社会 ] 2013年03月12日赤穂で初めて「区域分煙」導入 [ 社会 ] 2013年03月12日復興祈り「絆ラーメン」 [ 社会 ] 2013年03月11日介護老人福祉施設で内覧会 [ 社会 ] 2013年03月09日目坂土砂崩れ、所有者を提訴 [ 社会 ] 2013年03月09日
コメントを書く