関西福祉大学の剣道部が１１月１０日（日）に愛知県春日井市である「第３２回全日本女子学生剣道優勝大会」へ出場する。４年ぶりの出場で部員全員が大会未経験だが、「試合を重ねるごとに強くなっている」（岩本哲也師範）と成長著しい。
　９月の関西大会は全国大会を懸けて強豪私学の一角、関西大と対戦した。接戦も予想されたが、気迫のこもった剣道で３−０で勝利。通算５度目の全国切符を勝ち取った。
　今年は高校時代に各校の主力級だった１年生が加入。ほとんどの部員が自宅通学のため、練習時間は１日２時間と限られるが、「常に試合を意識した練習」でレベルを高めてきた。岩本師範も「一つ一つの稽古に集中できている」と上達を認める。
　全国出場を決定付けるメンを奪った浅野翠さん＝１年＝は「絶対に『全日』に行くぞ、という気持ちで打ち込みました」と殊勲の一本を振り返り、「全国大会でも相手に攻め勝つ剣道を貫きたい」と闘志を押し出している。

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掲載紙面（PDF）：
2013年11月2日(2060号) 4面 (10,621,776byte)
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